神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

おまかせ工房のブログ 商品をわかりやすく説明しています。

木製手水用具の使い方 桶の保管や取扱について

地鎮祭の前には濡らしておくのが基本中の基本

桶の使い方などを調べると寿司桶ばかり出てきて、まぁ、それだけ日本の生活では登場してくるんだろうけど、いろいろな用途の桶があるわけだ。

なかなか見る機会や実施する機会がない神事のときでも桶を使う、地鎮祭のときにはよく登場するけど、そもそも地鎮祭自体の回数がそうそうあるもんじゃない。

普通は木製の桶を使う、プラスティック製はまず使わないはず。

ところで、その「 桶 」・・・ちゃんと準備段階を踏んでますか?という話です。

 

良いものほど管理が求められることがあって、木が乾燥をしていると水漏れの原因になるんだけど、案外、そういう事を知らない人もいるかもしれないな。

 

木は乾燥をすると縮む。

木は濡れると膨らむ。

 

隙間ができると水漏れの原因になるよね、寿司桶だと水を入れっぱなしにすることもないかもしれないしれないけど、水桶だと入れっぱなしにする。

一発目のときカラカラの木の状態で水を貯めておくと染み込む前に水漏れすることもあるから、使う前に濡らしておくんだ。

今の時代、なかなか木製桶を使う機会もないから、こういう基本的なことを忘れがちかもしれない。

 

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木が膨らむとか縮むとか目で見てわかるようなことじゃないんだけど、繋ぎ部分のほんのわずかな間隔のことなんだよね。

毎日使ったりしているなら誰も気にしないし、定期的な頻度でよく使うのであれば問題なし。

しかし、一ヶ月、二ヶ月とそのまま放置していていると乾燥しています。

だから、しばらく使っていないときいには濡らして水を入れてから使うわけね。

地鎮祭など日程が決っているときには前日から桶の下ごしらえをしておく必要がある。

木製桶は濡らしてから使う・・・・日常生活ではあまり使わないから知らなくてもしょうがないかもしれないな。

「 たが 」っていうパーツがあって、周囲に回してある金属なんだけどこれをトントンと上に上げれば締まる、でも、水漏れかな?と思ったときには濡らしてから使ってください。

 

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囲うように神前幕を掛けたい 前と左右に張りたいなら無地を選択

神前幕を掛けたいときには棚板の幕板が必要になります

幅4尺、4.5尺、5尺、6尺の神前幕は大きなものと言えるんだけど、普通は棚板の幅で寸法を選ぶだけだから見合ったものを使うだけ。

神前幕の掛け方としては前だけってことが一番多いわけだ。

ところが、その神前幕を左右にも伸ばして張っておきたいこともある。

奥行きを加算して「 無地 」だけにしておいてください、紋付きで左右まで掛けるのは紋の位置がズレてしまう。

 

神前幕にもいろいろな種類があって、紋の大きさ、繊維の質感、色目などで違いがあるわけだ、ただ、基本的に前面だけに掛けて使うというのは、どこで作っている神前幕も同じ。

紋付きは前面だけに掛けた時が一番いい感じに見える位置に紋がある。

横に長ければ当然、紋の間隔も広がっていく。

そのため、紋付き神前幕を左右まで伸ばして掛けたいとなると、長いものを選ぶから紋の位置でバランスが悪くなる。

 

無地を選べばその辺のことはクリアされる。

5尺、6尺クラスのものを選ぶ場合には、棚板もそれなりに大きいだろうし、高さも適度にあるから神前幕の下がり寸法は気にしなくていいだろう。

棚板の幅が2尺で神前幕を4尺という組み合わせのときには、場合によっては下がり寸法を短くしたほうがいいこともある、そのときにはハサミでバッサリ切って寸法を合わせておけばいいだろう。

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ホコリ対策や日焼け対策でも左右まで張ることがある。

ホコリが付くけど神前幕は洗濯しない、古くなったら取り替えると良いでしょう。

 

それと先に書いておいた神前幕にもいろいろあるっていうのは、こういうことです。

同じ紋でも質感、紋の大きさ、白の色合い、紫の色合い、通し留めの大きさ、紐の違いなど全く違うものなんです。

これは幅2尺(約60cm)のものの神前幕の比較画像。

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プロ神具 並べておくなら上品に限る 三宝 遠山三宝 折敷の選び方

三宝 遠山三宝 折敷はピンキリの世界

おまかせ工房の三宝類はプロ神具とでもいうのかな、業務で使う人たち向けのもので決して安いものじゃないんだけど、個人で使うには良すぎるかもしれない。

もっと価格面で安いものは世の中にはあるし、もっと高いものもある。

それでも良いものを探している人はいるから満足度は高いと思う。

一個、一台だけではわからないことが二台、三台と並べた時に差が出ます、これはキッチリ差が出る、素人目でもよくわかる。

 

業務で使うってことは宗教法人であったり神社であったりといろいろね、そういうところは複数台を置き並べる、さらに交換するときにはまとめて行う。

そのため統一性の美がどうしても必要になる。

桧の製品というのは電気の光でもヤケてくるから、自然と色が黄色くなってくる。

5台並べて1台だけ変色をしていると変ね、そういうことです。

 

このぐらいの製品になると何台並べても同じような質感、色合いだから失敗はないと思う、だから業務で使う人たちが使いやすいわけだ。

室内向けとも言える、これが地鎮祭など屋外で行う式典で使う場合には別のラインのものを使う、日光ですぐにヤケてしまうからさ。

適材適所かな。

 

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綺麗な神具を使いだすと気分がとてもいい。

 

三宝などは使い方がいろいろあって、食品を乗せるときもあれば、陶器を乗せることもあって、天板部分をできることなら汚したくないから紙を一枚敷いてから使う。

敷き方にも好みがあって、はみ出るように45度ズラして敷くと見栄えがいいんじゃないかな。

 

以前、地方の風習で折敷の上にお粥を直に盛って何十個と作っていたのを見たんだけど、3寸ほどの小さな折敷だったけどね、そんな使い方をする地域もあるんだな。

後でどうするんだろう、、、折敷を洗っておくのか? それとも一回限りの折敷か?

基本的に三宝類は濡らさないで下さい、これ基本中の基本の使い方です。

 

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