塗装をしないで使うのが御霊舎の魅力
稀に神棚に塗装をしたいという話を聞くんだけど、それは少ないと思う。
ある限られたものを祀るときに塗装をした神棚を使うことがあるけど、ほぼ朱色だね。
外に祭る外宮というものがあって、それは稲荷を入れるとき朱色のものを使う人たちも若干だけどいる、あくまでも少数派。
現代住宅に合わせた、、、というセリフがあって、要するに新基準とでも言うのか、過去の物から外して新ジャンルを作りたいときによく使われる言葉。
良い面もあるし悪い面もあるから言葉の見極めをしないといけないわけだ。
似たような意味合いの言葉に「家具調」がある。
調とか風とかがややこしい、日本語の曖昧さの良し悪しが出てしまう。
やっぱり、仏壇や祭壇は家具じゃないですよ。
家具屋が作った祭壇と神棚屋が作った祭壇は全く違う。
何が違うのかと言えば、素材が違う。
家具屋は家具を作るための素材を選び用意する、神棚屋は神棚や祭壇を作るための素材を選び用意する、仏壇屋は仏壇を作るための素材や塗料を用意する、当然、出来上がるものは違うわけだ。
神道の祭壇は塗装をしない、塗装をするのであれば素材はどうでもよくなる。
どうでもいいというのはいい加減ということではないんだけど、むしろ、塗装の仕方に興味の目が向くと思う、ウレタン塗装なの?漆塗装なの?ってね。
御霊舎に限らず、神道祭壇の類は素材を活かすわけです。
巨大なものより小さなものを選ぶ傾向が年々強くなってきているように感じますね。
まぁそんな大きなものは戸建ての家じゃないとなかなか置けない、いや、戸建てでも難しいことはある。
大きな祭壇などは押入れを改良して、しまい込むスタイルにする家庭が増えてきた。
これだと前にせり出しこない、押し入れもよくよく見ると不要なものばかり入っていることも多いし、こういう凹みの場所って住宅の中ではなかなかないよね。
今回の小型サイズの御霊舎などは置き場所には困らないのではないでしょうかね。
素材重視のコンパクトサイズの御霊舎
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興味のある方は是非ご覧ください。