神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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三宝と大角

三宝と大角

三宝・遠山三宝・折敷・大角・雲脚台って共通している部分があって、折敷がベースになっている神具だね。

折敷(おしき)ってお盆だ。

このシリーズは大昔から日本の文化の中に息づいていて、使い道が多岐に渡るんだけど、お盆だから配膳でも使うし、お屠蘇なんかも置いたりするし、玉串置いたりもういろいろな使い方をする。

 

その中で余り使う機会の少ないものに大角と雲脚台があって、これは神道ではよく使うんだけど、なんというか行事のときかな、儀式っていうか。

っで、特に大角を見かけることがあると思う。

横長の大角ね。

 

折敷に脚が付いているだけなんだけどさ。

三宝だってそういうことだよね、でも、脚の形がちょっと違う。

二本脚になっているのが大角。

大勢の人達に御神酒や杯を配るときなどは横長の大角を使うことがある。

 

日本の場合、お腹あたりでお盆をもって立場の上に人達に何かを配るっていうことがないわけだ、ウエイターじゃないんだよね。

頭上に上げたり、顔あたりまで持ち上げて配ることが儀式ではお馴染み。

その時、この脚を掴んで安定させるわけだ。

横長にして大きなものの場合には特にそうする。

十人、十五人ぐらいの参列者に盃などを取ってもらい回すときにはとっても便利。

 

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三宝でも横長ができるんだけど、普通は横長の場合には大角を使う。

何かの受け渡しをするとき使う道具だ。

とりわけ長いものを乗せたいときには大角を使うよね、代表的なものとして日本刀がある。

お盆の枠からはみ出してもいいんだ。

横長って長さ2尺、3尺ぐらいのものも使うことがあるんだけど、普通は正方形で事が足りる。

 

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興味のある方は是非ご覧ください。