初めての神鏡
身近な神具に神鏡っていうものがあるんだけど、これ勘違いしている人も多いね。
鏡がついているもんだから何かこの鏡の中に入り込むんじゃないかって思っている人もいるけどそうじゃないよ。
魂が入るとかってことはない。
これ太陽ね、雲の上に出てくる太陽。
元々は雲形っていうのが出発点で彫りも一杯あって手の込んだ神鏡。
神道ではもっぱらこの雲形を使って、神棚じゃなくて神道祭壇のときには大きな神鏡を使う。
それからしばらくして何種類かの形が生まれてきたんだ。
竜を入れてみようとか、こういうのって人の気持ちがそうさせる。
初めて神鏡を置いてみようかな~と思う場合には、どれでもOK。
自分の好きなタイプを選択するのがいいね。
あと大きさも注意して。
というか、どこに置くの?って場合には・・・・これを今回説明しておこう。
神鏡の置き方に決まった置き方はないのね。
そこの仕方が正解みたいな感じ。
ただそれだとまとまりも悪いし判断つかないこともあるから、多くの場合はこうしているって感じで書いておこう。
神棚の中央の扉の前に一台。
これ一番多い置き方。
次に扉ごと、神札を入れた扉の前に一台づつ。
これも多い置き方。
次に神棚の階段前に一台。
これは少し大きめの神鏡を使うんだ、そうすると見栄えがぐ~んと良くなる。
これも結構見かけるね。
大きく分けるとこの3通りかな、他にもあるけど目立った置き方はこの3通り。
金幣芯を置くこともあるし、金幣芯と神鏡を一緒に置くこともある。
だから、こうしなけれならない、なんてもんはないのね。
好きなように、自由に、思ったことをしてみるといいよ。
っでどうして太陽なの?って疑問も湧いてくるけど、太陽って昔から信仰の対象なのね。
理屈なんてどうでもいいの、こういうのって太古からあるから今更考えてもしょうがない。
太陽がないと生き物は始まらない。
みんな太陽が大好きなんだ。
でも当たり前にありすぎて普段は意識しないけどね、太陽様様だね。
元々は青銅でできた鏡を昔の人は作って飾っていたそうだけど、今は青銅は神社じゃないと使わないかな。
高いんだよ、青銅製神鏡はね、家庭で使うようなもんじゃない。
だから、これで十分です。
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