何かと便利な脚付きお盆・・・三宝(三方)
三宝や折敷っていうのはお盆ね。
とかく使われることが多くて、配膳のときにもこれを使うことがあるんだ。
この三宝の上に料理を乗せるんだけど、こういうスタイルじゃないと雰囲気が出ないときもある。
これに漆を塗ったりして、豪華さも出すわけなんだけど、配膳で使う場合も基本となる形だと思う、大きくしたり、長くしたりと様々。
ところで、三宝の置き方で問題にあるのが向き。
三宝の向きで、あれ?どっちだっかな?と思うらしいけど、刳形が前。
刳形っていうのは、画像でいうと黒い印のある方が手前。
こういう説明のほうがわかりやすいでしょう。
いろいろな場面で使われて、いろいろな使われ方もする。
古文書によれば、戦の後に生首まで乗せたりしたそうだけど、お盆の用途も時代時代で違うもんだなと思ったりもするわけだ。
お盆だけど、これより大きなもの、長いものでも乗せる。
刀を乗せて渡したり、文を乗せたりっていうのは、時代劇でもたまに見かけると思う。
現代ほど種類がなかったのか、これですべて賄えてしまっていたのかまでは知らないけど、便利なお盆だと思う。
おまかせ工房では本檜のものしか取り扱ってしないけど、今では結構安いものもあるようだよ。
三宝があって、脚の短い遠山三宝がって、脚のない折敷っていうのがある。
大中小みたいな感じ。
置き方はどれも同じで間違えることはないね。
神棚で使う場合には、三宝だと高さがあるもんだら、折敷だけにしたりすると使いやすいかもしれない。
八足台・八脚案の場合には、お馴染みすぎて特に解説をすることもないかな。
お盆だから、セトモノなどを乗せるときに使うといいんだけど、神棚で使うときには長方形の長三宝や豆八足台のほうが使いやすいかもしれない。
お塩やお米がこぼれてもいいようにしておくとか、水滴の跡が残らないのようにしておくとか、理由はいろいろ。
棚板の場合には棚板交換より豆八足や長三宝を交換しておくほうが安く済むからね。
何かと便利な脚付きお盆・・・三宝(三方)
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興味のある方は是非ご覧ください。