神前御簾・仏前御簾
神前だとか仏前だとか言葉の違いがあるけど明確な違いがないんだよね。
決めていないっていう言い方の方が正しいのかもしれない。
決めていないのだから決まるわけもなく、なんとなく今までの人達がしてきた通りにしていこうということかな。
そこで昔々の人達から受け継いでいるのが、この違い、竹の色。
神前御簾・・・黄色染め。
仏前御簾・・・自然色。
ただ、これも絶対じゃないし、こうするんだ!というような決め付けはないね。
行き着く処、好きなようにすればいいってこと。
好みに合わせたり、部屋のインテリアにも合わせたりすればいいのさ。
宗教事だととかく決めつけてしまうことが多いけど、神道はそれがないね。
好きなようにどうぞどうぞ・・・これ。
でも何だかわからないけどどこかでまとまる。
あっちにも人がいて、こっちにも人がいて、それぞれに意見があって、右だ左だと好き勝手なことを言いながら、でもどういうわけだか何かをするとみんなでまとまる。
なんだか日本人そのものだね。
神前御簾っていうのは見たことがあるかないか知らないけど、よく使うもの。
神社だと部屋一面にあるからじっくりみてみるといいかも。
廊下にもあるよ。
家庭で使うこともあって神棚の前に掛けたりする。
とくに大きな神棚や祭壇のある家かな。
目隠しとオシャレ。
御簾の文化って日本情緒満点で、見えそうで見えない、けど見える、いや見えないみたいな神秘性を醸しだしてくれる。
元々は朝廷のおしゃれ道具だったらしいけどね。
公家さんの家では当たり前にあったインテリア。
よく戦国時代の番組で天皇が登場するとき御簾で顔だけ見えないことがあるでしょう。
直視させない直視しない、でも存在がわかる。
御簾だけじゃなくて戸幌を使うこともある。
極々普通に使う御簾だから一枚掛けてみようかな~と思ったら是非どうぞ。
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