上敷きを置くだけ、敷くだけでは未完成 鋲を挿して留めて完成
ゴザを部屋に敷くときに上敷鋲を使わない人がいるようなので注意喚起を兼ねて書いておきます。
い草上敷きを敷くときには「必ず上敷鋲を使う」のが当たり前なので、ここまでの説明は普通しません、そのためどこの店でも、鋲を挿しましょう、という説明はしていないのではないでしょうか。
上敷きは置いた状態では完成とは言えない、敷いたつもりでもそれはまだ未完成。
鋲を挿して留めて完成です。
こういう説明って・・・必要になる時代なのか? と自問自答してしまう。
同様に、補修用ヘリテープでも上敷鋲を使います。
補修用ヘリテープを使うときには、すでにい草上敷きを持っていることがほとんどだと思うので、上敷鋲は当然手元にあるはず。
それを使えばいいだけの話なんです。
ただ、縁の色に合わせたものや透明の上敷鋲は逆に目立ってしまうので、このような色のものがいいかと思う。
最初だけです、目が行くのは。
自然と意識をしなくなって馴染んでくる色合いので、おまかせ工房ではこれ一色だけを大昔から採用しているぐらいです。
注意して欲しいことがもうひとつある。
薄畳には従来の上敷鋲は使えません。
薄畳と言ったり、システム畳、置き畳など名称がいろいろあるけれど、そういう薄畳には使えません。
この上敷鋲は本来の畳に使います。
今の住宅でも和室に使っている畳が薄畳であることも増えてきたようなので、そのときには他のものを使うことになるでしょう。
やけに薄い畳があるんです、コスト削減とかいう理由で。
畳って上から見るものだから厚みがわからないものなんだけど、普通の畳と薄畳とあることを知っておけばいいでしょう。
上敷鋲 22本入り 目立たなく縁に馴染む色です オススメです
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/goza-pin.html
ござのサイズ変更ができる専用品 補修用ヘリテープNo.5
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/heri-005.html
興味のある方は是非ご覧ください。