コストダウンのために海老錠を付属しないのは業者側の都合でしかない
物事には経緯というものがあるので、突然湧いて出てくることならばいざ知らず、歴史なり関係なりが相まって今があるわけだ。
モノの場合には過去のものだけでは売り続けることができないとき、新商品を世に出していくことは当たり前にしてある、ただ、それが経緯や歴史を踏襲してくれたものであればいいんだけど、そんなものはどこへやらで、単なるモノとして販売をしてしまうモノもある。
どうして桧を使うのか?
もっとも基本的な部分を飛ばしてしまった製品が近年急激に増えだしている。
それ・・・家具だよ、霊舎じゃない。
こんなことを言ってみても、選ぶ側がわからないんだからしょうがない、買いたいモノを買っているだけの話で終わってしまう。
小型の食器棚の中にご先祖様を入れているようでは見る目が無さ過ぎませんか?
と書くとハッと思う人もいるようなんだけどね。
気づいてもらえれば、今回のブログは書い甲斐がありました。
作る業者が家具の生産業者だから家具調になる、至ってシンプルな答え。
祖霊舎・御霊舎に限らず仏壇にしても家具になる。
しょうがないね、手持ちの素材、材料、金具、工作機械などが家具メーカーなんだから、家具が出来上がるには当たり前です。
それと海老錠なんだけど、御霊舎に昔から付属しているのが当たり前でしたが、付属しているとその分コストアップになるということで無くしてしまう販売店もある。
始めらから付属していなければ無いものとして考えるだろう・・・ということなんだけど、これは必要なものだと思いますよ。
後から海老錠だけ買って取り付けることもないだろうけど、やはり、選ぶ側が知らないというのが最大の原因かもしれないな。
こういう海老錠だけで数千円の価格差が生じるから、価格順に並び替えたりするネット通販だと売りづらくなるのはしかたがないことですが、必要なものを無くしてしまうのはどんなもんかな?
尾州桧の御霊舎 特上御霊舎 小型サイズ 海老錠付属
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/saidan001.html
興味のある方は是非ご覧ください。