神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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神棚の素材の違いを知りたいときには比較画像を見れば一発です

神棚の自作を試みるとき素材を得られるかどうかが決め手になる

木の勉強をしていくとき知識だけでは身につかないから、触って覚える必要があるものなんですね、職人気質になりやすい要因でもあるから若い子からは嫌われる傾向にあるけど、そうじゃないと全然覚えないんです。

頭でも体でも覚える必要が仕事にはある、素材を扱うときには皮膚感覚も大事、触ればわかるぐらいになれば、見ればわかると言えるかも。

 

その素材なんだけど、神棚の自作を試みる人もいるかと思う、そのとき素材の入手がとても大変になる、どう大変かというと「製材」ということをできない。

よく「製材店」「製材所」という看板を見かけたこともあるでしょう、関係なければ一生関係がない会社ですから、そこで何をしているのか知らないこともある。

っで、その製材所ごと得意するジャンルがあって・・・要するに、商売だから取引をしていく過程でいろいろなことがわかるけど、自作をしたいセミプロフェッショナルの人でもそうそう足を運ぶことはないだろう。

木工が趣味なら一件、二件ぐらい得意にしている製材所があってもいいぞ。

 

良いモノを作りたいとき、工具があれば出来ると早合点してしまいがち。

切って、貼って、つなげて、打って、磨いて・・・という工具類。

工具だけでは形になったモノ程度のものしか作れないから、自作を試みたい人は一度、身近なところにある製材所を当たってから必要な素材を入手して作られてみるといいかと思う。

自分の作りたいモノ、必要としている量、そして、ここが大事なんだけど「必要としている木材の部位」・・・木材の勉強をすると最初に名称を覚えるかと思う、丸太を加工するときどこをどう切ればどの素材が手に入れられるかというお馴染みの部位です。

注意しておくことは、建材ではないということ、神棚製作では建材を素材として使いません、節目とか無いですよね? 木造建築の内柱などは節目がいっぱいですよね、それじゃないからそんなことも知っておいて。

節目がない素材を得られるように製材していくことは、製材のプロに聞いてみて。

 

こんなことも知っておくといいぞ。

神棚製作でよく使われる素材 尾州桧 木曽桧 東濃桧の違いについて

「神棚」という名称でも金額も違う、でも、どうしてそんなに差があるんだろう? というときには、こんな画像を見比べてみればわかりやすい。

ふぅ~ん・・・と思うかもしれないが、この違いを出すのがもの凄く大変なことなんですよ。

 

 

東濃桧の神棚は形になっているけど、何台か並べたときに木目がメチャクチャになる、そのかわり大量生産、ローコストで作れるのが大きな特徴かな。

神棚のときには二台、三台と並べることも多いので、一台だけの場合には知らない人も多いはずです。

木曽桧、さらには尾州桧のような樹齢の高い素材の場合には、木目が作られているので統一した素材を取りやすいく何台並べても似たような木目で作れる、ただし、、、これが値段の高さかもしれない。

「製品を並べる」なんて普通は考えないよね、だって買うのは一台だけなんだかさ。

 

量販店などは東濃桧の製品を売ります、そのほうが売り捌ける量が違う、要するにたくさん売れる、価格的に安いから。

専門店などは木曽桧、さらに上の尾州桧などを扱う、お客さんが同じようなものを求める傾向が強いことを知っているためね、だって、同じ商品を買ったのに以前のものと姿形は同じでも全然違う顔だったら、「あれ? 違うものじゃないの?」と言われるから。

 

神棚の自作をしてみたい人がいれば、安いものを作ってもそれは練習でしかないと思うから、良い物を自作してみて欲しいな。

素材の入手からコスト計算が始まると考えれば、業務で作っているものを買ったほうが明らかに安いと思うけど、自作の坂を登りきり完成したときのあの興奮は頭が覚えているから忘れられないぞ。

 

 

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興味のある方は是非ご覧ください。