神前幕の掛け方は知っておいて 失敗している人が多数います
新年を迎えるときだけ神前幕を取り出して神棚に掛けておくこともあるから、その掛け方を意識しないこともあるかもしれないけど、まずは神前幕の正しい掛け方は知っておいても損はない。
こういうことって人に見られても誰一人何も言わないことがあるからさ、というか言うことすら思いつかないぐらいのことななんだろう。
正しく掛けておくとキマリますよ。
幅4尺以上のサイズになると玄関に掛けておくこともある、というか祝日になると掛けておくという家もあるんだけど、日の丸を掲げる家は減ったように、神前幕を掛けておく家も少なくなったとはいえ無くなったわけではありませんね。
神前幕は正月だけってことのほうが元々多かったようですが・・・。
常時掛けてある神棚の場合には少しは気を使っておこうか。
基本、神前幕は使い捨てです。
そのため洗わないので毎年取り替える人たちが目立つ神具なんだけど、そこまでしなくても数年に一回ぐらいは取り替えてもいいかと思う。
そのためそれなりに良い物だけどそれなりに手が出しやすい価格のものを用意しているから、大きな負担にはならないかと思います。
神具の世界は余り安いものに手を出すと、おかしなものを掴んでしまうので、まともなものを選ぶことを強く薦めます。
たまにしか使わない人も、常時掛けてある人も、是非、下の画像を見て。
ダメなやり方の人がとても目立つ。
どうして短いものをピンピンに張ってしまうのか?
おまかせ工房で神前幕を選ぶ人でこういう掛け方をしてしまっている人はいないはず。
寸法表記から選択するときワンサイズ短いもの選んでしまうのだろう。
神前幕は棚板寸法基準になります。
棚板の幅が3尺(約90cm)であれば、神前幕は「90x36」を選ぶだけ。
ものすごく簡単だし間違える要素はないぐらい。
そして正面と左右にも回すように掛けたいときには「無地」だけ。
紋付きでコの字に掛けようとしないこと。
神前幕は基本・・・正面掛け。
正面掛けで綺麗な位置に紋が来て、そのサイズもベストな大きさになるように作ってあるわけだ。
そしてこれも知っておいて。
同じ大きさ、同じ商品名でもこのぐらいの販売している事業者ごと違います。
素材から縫い方から何から何まで違う。
実績のあるもののほうが良いと思いますが、神具の世界も奥が深いんです。
神前幕 京友禅特選 巴紋 幅3尺の棚板サイズに適合
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/kamidana3114.html
興味のある方は是非ご覧ください。