幕板と膳引きだけは必要か不必要か見極めてから選ぶこと
どんな神棚向けの棚板にしても、後から幕板と膳引きを取り付けるのは難しいことがあるので、この2つのパーツについては事前に決めておくことを薦めたい。
幕板は飾りを兼ねた神前幕、注連縄などを付けたいとき必須のパーツです。
膳引きは引き出しになるので、お供えなどが多いときに使うパーツ。
棚板はDIY愛好家なら自分で作ってしまうぐらいハードルが低い神具かもしれない。
こんなことを書いてしまうと売れなくなる、、、なんてことも思わないんだけど、やってみたい衝動が強いときにはやってみろということをよく口にする。
やって失敗なら諦めがつく、棚板の部材を自前で用意してそれらが無駄になってもいいんじゃないか、木材使った損失なんか僅かなもんさ、何より勉強になる。
個人的な嗜好性が強く出てくる神具が棚板になるので、重さを考えつつ作るのか、板の材質を優先して作るのかがまず最初の分かれ目になるでしょう。
重さを考えないで作ると設置のときに困るし、軽いものと同じような取り付けはしないと思うから、相当慣れた人が設置をしないと落ちますので、棚板に関しては軽いほうが良いような気もしています。
DIYって工具がないと始まらないと思うので、むしろ、工具の準備費用のほうが高く付く、いや、そこはDIY愛好家だから工具を惜しんでいるようでは上達しないぞ。
欲しい工具は用意する、必要な工具は準備する、これでキマリだ。
プロが使うような工作機械は必要ないし、電圧も値段も違うからそこは真似ることもないかと思う。
手でやれるものは手でやればいい、電動工具ばかりが道具じゃない。
DIY用の電動工具で精度がどうしたこうしたという話題は、木工系YouTube動画などでたびたび登場するけれど、そもそもお使いの電動工具は精度を気にするテーブルソーではないと言いたくなることもあるが、セミプロになれば気になるんだろう。
持ち運びができる工具を使っていて精度もへったくれもないぞ。
精度が必要なら据え置きタイプのものを使うしかないが、鉄の塊みたいな工作機械になるので、地面から施工をしないと重たくてまともに使えないはず。
DIYなら使い分けは見極め、そして、妥協も必要になる。
ところでDIYに興味がある人で、初めて作ったものは神棚の棚板です、なんて人は少ないはずなんだけど、最初に作るのは木箱とか工作レベルのものなんじゃないかな。
こういうものを自作したいとき、材料が無駄なく用意できるかできないかが大きな分かれ目になる、ホームセンターに行ってもなかなかちょうどいい大きさ、量の素材が売られていない。
大まかな製材をしてあるものの中から選ぶだろうが、木材の切り方で使う工具を買えないと綺麗な切り口にならないから、そこら辺は今後、自身の工具選びの検討材料になるでしょう。
無駄は覚悟で材料を準備すること。
余ったっていいじゃない、他のものを自作するとき使えばいいじゃない。
工具だって、一回しか使わないかもしれないけど用意しておけば次のときの出番があるかもしれない、そんな風に思ってDIYをこなしていくと、知らずしらずのうちに大型のものまで作れてしまうから不思議なんですよね。
ともかく、素材と道具がないと何もできない。
様々な業界でランニングコストが・・・という考え方がある。
DIYで作るより、正直なところ買ったほうが安い、道具、工具、材料、交通費などの材料調達費用、ロス、、、こんなものを積み重ねて計算すると、圧倒的に既製品を買ってきたほうが安い、自作なんか正気の沙汰ではない、無茶、無謀、無駄、手間を時間給で考えるだけで恐ろしくなる、まさに道楽の極み。
これが大半の人の結論。
でも、自作の楽しさはDIYだよな、やめられないはず。
車一台分の広さで十分だから、作業場が欲しくて空き地に掘立小屋を作る気持ちはよくわかる、こんな空間を作ったときから休日は入り浸りだろうな、楽しい。
初めてのDIYなら、木材を切ることすら満足にできません。
どうして自分が切った切り口は滑らかじゃないんだろうと思うぐらいじゃないと、これからのDIY生活で気づきが無い状態になり善処していかないはず。
新しく用意した電動工具をぶん回す前に、やっておかなきゃならないことがあって、切った張ったの後にしなきゃならないこともある。
下処理と後処理・・・なかなか教えてもらえない部分、しかもここが肝になる。
諦めずにやってみて、続けてみて、DIYならダイエットより楽だと思う、なにより夢中になれる。
組立式簡易タイプ 神棚用の棚板セット NO.6 膳引き付き 幕板付き
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興味のある方は是非ご覧ください。