八脚の固定 目立たなくガッチリと壁に固定をする方法と場所
八足台を使った神棚の祭り方をする人たちが増えてきて、床の間であったり事務所であったりと、従来の天井付近に棚板を設置してというやり方とは違うわけだ。
天井まで上に行かず、机より下にも行かず、、、目線と同等、もしくはちょい上あたりに神棚を置きたいときには、八足台は実に都合がいいものなんだ。
ただ、知っておいて欲しい部分として、画像のような長尺物、つまり背丈が高く幅が短い八足台を作る場合には、組立式以外はやめておいたほうがいいでしょう。
おまかせ工房では数多くの八足台を作りますけど、八足台には「固定式」「組立式」の2種類がある、固定式は神社のような一度置いたらまず動かすことがなく、高さ90cmぐらいまでならいいかもしれない。
組立式のほうが強度もあるし、移動も楽だし、こちらのほうが実務では使いやすいはず、それと高さ90cmを超える場合には組立式以外はやめておいたほうがいい。
という前置きもそこそこに、今回の話題は「こういうやり方で八足台を壁に固定してみたらどう?」という内容なんです。
縦に長いものは揺れ対策をしたいわけ。
でも、八足台は安いものではないし、床に穴は避けたいし、だからって雁字搦めでバチバチに固定するのも見た目がね。
スマートに行い効果がある場所・・・それがここです。
金具はホームセンターで売られているような汎用性のあるもので十分。
やはり、金具選びはどってこないことなんですけど、最大の課題が壁の中。
そうなんです、壁の中に木枠に当てたいけど、そうそう都合が良く木枠があるわけでもない。
そこで、、、中空アンカーなどの内側から留めるものが、、、って書いてピンと来ない場合には手慣れた人にやってもらうしかない。
上の画像の2枚目をみて、使われているビスのような頭をしたものを見て、中空アンカーだねって見抜ける人じゃないと、この止め金具は使わないほうがいいかもしれない。
一発本番で完成させる必要があるから、初めての人は教えてもらいつつ、経験者にやってもらうほうがいいだろう。
この場所で固定をしておくと、揺れ対策もバッチリだし、目立たなく固定できる。
一段組立式八足台 幅1尺5寸 北米産桧
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興味のある方は是非ご覧ください。