不思議なぐらい最初は目に入らない 知ると飛び込んでくる神具
せっかくだから国産神具のほうを使いましょうよってことで、そんな神具の中に金幣芯という見慣れたような見慣れないような、こりゃ一体なんだい? と言いたくなる神具がある。
周囲にある調度品に興味が湧いてくると面白いぞ、楽しいぞ。
でも、これが仕事になってしまうと、、、面白くないぞ、楽しくもないぞ、、、だから、趣味程度が一番いい、後々思い出に残る。
この金幣芯は記憶にははっきりないけど、見たことはあるかも、名前までは知らないなって感じのい人はいるはず。
金幣芯っていうものね、「きんぺいしん」と読む。
大きなものは金箔仕様で作ります、数十万円します。
小さなものは神棚や祖霊舎など、神道ではお馴染みすぎる神具のひとつで、珍しいものではないけど、なんだかよくわからない神具かもしれない。
だから、あれこれ知ってきてから置いてみる程度でいいかと思う。
置き方、並べ方はいろいろあるし、下の画像では「こんなところに金幣芯がある」という事例も紹介しています。
兜の方は井伊家の博物館で見かけた金幣芯・・・こんなところにでしょ?
馬の方は三嶋大社に居る御神馬の背の上にある金幣芯・・・こんなところにでしょ?
こういうところにある意味がよくわからないんだよね、というときには中の人に尋ねてみるといいでしょう。
不思議だよね、摩訶不思議だ。
昔からある神具なんだけど、広まっていないもの、一部の人たちだけで使うもの、なんでしょう。
もっとも、神棚自体が極々限られた人たちのものだった時代から、ゆっくりと広まっていたものらしいから、萬の神とは言うけど、そのなんでもかんでも神様にしてしまう系統ではない神様の領域で使われる神具なんだろう。
水の神、火の神などで金幣芯は出てこない。
この金幣芯の形は御幣とよく似ていて、似ているどころかそっくりです。
だから、御幣でもいいんだけど、御幣だと弊を作らないといけないわけですよ。
この御幣の弊・・・「垂」がね、ありきたりのものでは満足しないから、凝りに凝ってくるものなんだ。
そのため紙垂の製作は素人と玄人では雲泥の差がでる、それなら金幣芯を使えば差がないので、最初から金幣芯を置いてもいいような気がするな。
並べ方、置き場所、使う台数などいろいろ。
神鏡と組み合わせてみたり、祓串と組み合わせてみたりもする。
金幣芯 国産神具を使おう
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興味のある方は是非ご覧ください。