小上がり、囲炉裏、堀こたつ、板の間など木枠で囲われた部分にゴザを使う
普通の環境であれば畳に挿すことになるので、このような施策を考える必要は全くありませんが、特殊な環境でゴザを使いたい、補修用ヘリテープを使いたいという問い合わせがある。
試行錯誤をされているようでして、接着剤で付けてしまうとか、もっと強力な両面テープを使うとか、それで使えるようになればいいんでしょうけど、私たちが行うときにはこのようにします、、、という事例です。
用意するものはドリルです。
汎用タイプのホームセンターで売られているようなもので十分、プロ工具である必要はありませんから、いろいろ太さのものが入っているセット物でも買っておけばいいかもしれない。
使う太さは1mmが理想的で、太くても1.5mmまでです。
1.5mmを超えると上敷鋲の針より太くなるので、これは論外。
木部に下地をあけてから上敷鋲を挿していくわけだ。
六角ドリルがもっとも入手しやすいかと思う。
ただ、おそらく電動ドリルを使うことになるでしょうけど、ドリルは細くなればなるほど折れやすい、ブレずに穴をあけられないといけない。
こういうことをしてみようと思い立つ人は経験者でしょうから説明はいらないな。
上敷鋲の頭部分はプラスチックです。
金槌でもいいんだろうが、木槌、ゴム槌などがあれば尚良し。
開けた穴に挿し込んでいきます、トントン頭を叩いてね。
木枠がある環境で多いのは、小上がりになっている部分、それと囲炉裏や堀こたつの回り部分、そして板の間なんです。
ここの環境下でも上敷きは使えるし、補修用ヘリテープも使えるから、木部分だからゴザが敷けなくて、畳替えばかりやって費用がかかり過ぎてしまう前にチャレンジしても損はないかと思います。
補修用ヘリテープ No.1 ござを切ったら必ず貼っておくこと
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興味のある方は是非ご覧ください。