三宝、遠山三宝、折敷では上に紙を敷いてから使うといいでしょう
紙の種類は半紙でも和紙でも、なんだったらコピー用紙でもいいので、一枚敷いておいてから使うと天板が綺麗な状態で保てるので是非そうしてみて。
よくある敷き方は四角い面に45度ずらしてはみ出る感じに敷く、この敷き方だと紙が三角にはみ出るけど、それとなく感じも出るからさ。
四角く切った紙を中に入れるっていう敷き方より良いかもしれないぞ。
天板部分に水垢などが残ると消えないから。
木目も細かい良い素材で作るものなので、綺麗な状態で使いたい。
今回の三宝シリーズは祭壇向けになります。
祭壇というのは、神道祭壇、祖霊舎、八脚案(八足台)などのことを指す。
これらは祭具を置く機会が多いし、また、祭壇そのものが高額になるので自ずとそれに合わせた神具も必要になるわけ。
祭壇だけ良いものを使って、神具は格安品では釣り合わないし、違和感がものすごく出てしまうから、良いモノには良いモノを当てる、という考え方がある。
神棚の場合にはその空間の狭さから三宝などを使う機会がないと思う。
むしろ、長三宝、豆八足台のような横長で高さ低めの神具のほうが圧倒的に使いやすいし、実際に使われる傾向がある。
八脚案に神棚を置いてあることもあるので、そのようなときには特上三宝などは当たり前に使います。
もっとも八脚案の上にはそれだけのスペースがあるからね、一段式だと使うことは少ないだろうけど、二段式、三段式となれば三宝類は使いたい神具だと思う。
ところで、何度か三宝についての記事を書いたことがある。
もっともっと上等なものも世の中にはあるし、逆に強烈な粗悪品も当たり前に販売されているのが三宝の特徴なんだ。
樹脂で作られているもの、雑木で作らているもの、大量生産向けに大小関係なく同じ部材を使いまわしているもの、ヤケてしまっているもの、部材の切り方がメチャメチャなもの・・・総じて低価格な商品なんだけど、それらはそれらの使う場所というものがあるので、三宝に至っては適材適所という考え方で選ぶとよろしいかと思います。
特上三宝8寸 木曽桧 祭壇向け祭具
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/kamidana3008.html
興味のある方は是非ご覧ください。