大きすぎず小さすぎず薄すぎず厚すぎずという神具 雲
このぐらいの神具であれば自作もできるかもしれないけど、案外自作をすると道具を買わないといけなかったり、素材を選ぶのにあちらこちらを駆けずり回る必要があったりということで、気づけば時間も費用もべらぼうに・・・かかってしまったという話はよくあること。
時間も車も費用もバッチリある、自分で作ることに価値があるというならやってみることを薦めたいな、工作機械でポンポン作れるものより手作り品の良さっていうものがあるはず。
この雲は手作りなんだけど、今は機械でそれこそポンポン作り出される雲ばかりになってしまって味気ないわけだ。
そのため様々な書体のものがあって、さらに「天」「空」などの文字もあるけど、本来は「雲」です、それ以外の文字は「雲」だけでは売りづらいと考えた業者が工作機械でポンポン作っているだけの話だからさ。
そこら辺の事情をしらないと他の文字に手を伸ばしてしまう。
天井に貼っておきます。
箱宮神殿の場合には箱の上に置くだけということもあるし、箱の内部の天井に貼っておくこともある。
ひとつ知っておいてほしいことは「自分が見るものではない」ということ。
「あればいい」ぐらいに考えておくと、シンプルなもので十分だってことに気づくはずだから、バッチリ見えるように貼っておく必要はないわけです。
ただ、向きというものがあって、見上げてうかんむりが手前にきて雲と読める向き、にしておくことは間違えないでください。
例えば、棚板で神棚を祭っていて神前幕をしてある場合には天井に貼っても見えませんね、だから、あればいい程度で十分ということなんです。
見たい、見せたいという気持ちはこの雲に関して言うなら必要なし。
単に、神様に対してここは雲があって、その上には何もありませんよ、、、という合図みたいなもんです。
だから「雲」というものが必要ということ、雲がないと位置がわからない。
そりゃ神棚の上には突き抜ける空間であって欲しいでしょうけど、2階建てなら上に人がいたり、マンションなら住んでいる人もいるだろうし、生活をしているのだからそれらはしょうがないので、気分だけでもね、、、ということかな。
木彫り雲 天雲 桧製 大きな雲 小さな雲
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