神道の照明器具 火袋(覆)が六角形だからわかりやすい
しばらく在庫切れをしていました雪洞が各サイズ出来上がってきたので早速ブログで書いていきたいと思いますが、灯篭、松明、行灯、提灯など灯りとりとして昔から利用してきたものの一つに「雪洞 ぼんぼり」がある。
行灯と雪洞の違いは何か? 提灯ならピンとくるとかね、少し疑問に思うところもあるわけなんだけど、大きな違いは・・・雪洞は火袋が六角形という点かな。
もっと専門家に言わせれば、歴史なども含めて説明してくれるんでしょうけど、ここが見てわかる違いなんだよ、、、と言うならやはり六角形かな。
ならば、火袋のことを「覆 おおい」とも言うんだけど、火袋が六角形ならば全部雪洞って言うのか? なんて聞かれてしまうとこちらとしてもよくわからないな。
祭りのときに通り道に紐で吊るして一列にしてある六角形の灯りとりがあるよね、提灯が円形とするなら、その六角形版みたいなもの、あれも雪洞というのか他の名称があるのかは一度調べてみないとなんとも言えないので、知りたい人は各人で検索ということになる。
なお、燈台という言い方をする場面があって、拝殿内部に置くときや御神体の前にある階段に置く時などは「燈台」なんて言い方に変わることがあるけれど、雪洞と同じことです。
ただし、赤色や黒色の塗装を施しているものの場合には「燈台」と言うことが目立つかもしれない、呼称についてはそこの習慣に従うだけ。
高さは尺で 表示しています。 |
A
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B
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C
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Cの短い方
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雪洞 十文字 1.3尺 |
19cm
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19cm
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22cm
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19cm
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雪洞 十文字 1.7尺 |
19cm
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21cm
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24cm
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21cm
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雪洞 十文字 2尺 |
19cm
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21cm
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24cm
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21cm
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雪洞 十文字 3尺 |
23.5cm
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26cm
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29cm
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25cm
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雪洞 十文字 4尺 |
27.5cm
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32cm
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33.5cm
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29cm
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雪洞 六角台 2尺 |
22cm
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23.5cm
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24cm
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21cm
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雪洞 六角台 2.5尺 |
22cm
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23.5cm
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24cm
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21cm
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雪洞 六角台 4尺 |
31cm
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34cm
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38cm
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33cm
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提灯って円形、楕円形のものになるので、こちらは間違えることがない。
雪洞を見て提灯という人はいない。
言い方を変えると・・・雪洞がないからと言って提灯では代用できないということになる、当然、この逆でも同じことが言える。
そのため特殊な神具と言ってもいいかもしれないので、用意をしておくときには前もって事前に準備をしておかないと、このような神具は作る機会というのがあって、ポンポン作れるものでもないことは知っておいても損はないかと思います。
白木ぼんぼり 雪洞 十文字台 高さ3尺
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興味のある方は是非ご覧ください。