神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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知らないと誤魔化されるぞ 神道で使う八脚案・八足台はピンキリ

安いモノには訳があり高いモノにも訳がある 適材適所で選びたい

八足台(八脚案と言ったり案とだけ言ったりします)を作りたい人たちが多くて、おまかせ工房でも年間を通じて数多くの八足台を製作していますが、世の中でいろいろな八足台が売られていますので、まずはあちらこちらを見て回り、ここだ!と思ったところに依頼をしてみるのがいいでしょう。

そのときのアドバイスです、、、木材を知るのは時間がかかるので、まずは簡単なレクチャーをしておきたい。

 

木の板・・・と聞いて頭に浮かぶ種類が少ないほど素人になる、知ってくるとたった一言なのに走馬灯のように板がダダダと頭の中を流れていく。

そのぐらい種類もあればそれぞれが違うものなんだけど、どうですかね、板って聞いて何を思うか、かまぼこ板、まな板、ベニア板、合板、化粧板、一枚板・・・もう少し思い浮かぶかな?

さらに詳しく木材について知りたいときには検索をしてください。

 

すごい食卓テープルだね・・・なんて言われるものを持っている家庭の場合には、一枚板のドンとしたものが置いてあったりするけれど、値段も相当するのは見て取れるわけね。

っで、大きな一枚板って簡単に取れないんですよ、自分が好きな大きさで取れるわけではないんです、ぶっちゃけ、切り出されたものから選ぶ、、、こういう順序になるかと思う、ここが天然素材の難しい部分ね、木材とはちと違う製材という分野になります。

 

まずは知っておいて欲しい部分として、一枚板の奥行きは樹齢になることが多いということです、なかなか成長しない木、寒いところの木などは10年で1cmぐらい成長するものもある、年輪という部分だね、周囲が太くなるから口径は1cmじゃないけどね。

 

 

まず、そういう樹齢の高い素材を使ったものは価格も決して安くない。

木材は繋げられる・・・板と板をくっつけられる・・・木口の部分(年輪部分の断面)を見れば、何枚もの木が合わせられているようなものをみたことがあるかと思う。

そんな製作方法もある、それだから食卓テープルなどでよく使われます。

10cmぐらいの木幅のものを次から次へと繋ぎ合わせて一枚にするのが普通と言えばそうなるかな、だから、本物の一枚板だと「すごいもの持っているね~」となります。

 

八足台でも同様のものがあって、外見は一枚のように見えても食卓テープルと同じ作り方のような合わせ木、接着板などを使って奥行きを出しているものは安い。

そんなことも知っておいて損はないひとつになるかな。

もっともっと着目点があるけれど、今回は「奥行き」についてのアドバイスでした。

 

一枚物の八足台で奥行き1尺(約30cm)とか、文字では30cmなんだけど樹齢は・・・そういうことなんですよ。

標準の8寸(約24cm)だって一枚物ならね、安くない理由がそこにある。

 

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二段組立式八足台 幅2尺 約60cm 北米産桧(スプルース製)

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興味のある方は是非ご覧ください。