花ござの場合には江戸間8畳と10畳は寸法が違うので注意
い草上敷きと花ござの違いなんかあるのか? といわれそうなんだけど、花ござというのは模様を織り込んで作る関係で比率というものが最優先される、無地を織るのとではわけが違う。
そのため「花ござ」の特注サイズで製作するとなるととても高いものになりやすい、というより花ござのサイズオーダーをできるのかな? というぐらいなんです。
サイズオーダーは無地の上敷きだけにしておくのがいいでしょう。
日本家屋の間取りサイズの一例です。
おそらく江戸間、本間は量販店でも置いてあると思うから、買うならこのサイズを買ってきて大きかったら切り落として補修用ヘリテープを貼って上敷き鋲を挿しておけばいいと思う反面、なかなか江戸間、本間の間取り通りに作られている住宅もないから、ならば最初からサイズオーダーで作っておくほうがいいか、、、という考え方もある。
そこのところは選ぶ人次第というわけだ。
この一覧表はおまかせ工房が20年ぐらい前にネット通販を始めるにあたり画像ファイルにしておいたものなんだけど、10畳の部分は「幅>長さ」になっている。
10畳は「幅>長さ」という点に注意かな。
それと半畳、四畳という寸法は本来ありません、でもそういう寸法で作りたい人も若干ながらいる、その場合にはサイズオーダーになるということかな。
上敷き、畳の表記は「幅x長さ」になっている、これが基本。
そのため正方形以外の矩形では「幅<長さ」という寸法になる、そしてもし10畳以外で「幅>長さ」にしたいときには逆縁仕様という特殊な仕様で作ることもできる。
ただし、先にも書いた通り10畳だけは違う。
なんだか慣れてこないとややこしいけど、そうなっているのだからしかたがない。
ということで、江戸間、五八間、本間、三六間などの間取りのご紹介でしたが、日本にはまだまだ細かい間取りの部屋があるけど、コレ以外ならフリーサイズで和室を作ったということでいいかもしれない。
ここ1970年以降に建てた住宅の場合にはフリーサイズの和室も多くなったということらしいからね。
ランク7 サイズオーダーで作る江戸間8畳相当のい草上敷き
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/goza-order-010.html
興味のある方は是非ご覧ください。