祭事っていうものは段取りで仕事の全てが終わる
仕事師の手にかかると段取りがサクサク終わり、あらよっという間に事が運び終わるもんなんだけど、なかなかそういう他人のために事をしてくれる人も少なくなって、居る人全員お客さん状態にもなりかねないわけ。
最後に来て、最初に帰ってしまうような、準備もしなけりゃ片付けもしない。
これでは事が進まないので業者がする必要がどうしても出てくる。
仕事だと割り切ればどってことない、もしろ大歓迎になる。
道具の準備も仕事にひとつ。
というより道具がなくて何をするんだ? ってぐらいの話になる。
身振り手振りだけで事が済むならいざ知らず、地鎮祭に至っては持ち込まないといけない道具がいろいろあるわけ。
っで、そのひとつひとつが大事なものなので、知っている人は見ています。
何を見ているのかというと、道具のレベル。
知らない人は全くわからず、知っている人は手に取るようにわかる。
祭事というものは参加頻度が少ないせいか、あっという間に時間だけが過ぎていく感覚になるけれど、実は身の回りをする人たちに支えられた行事なんです。
ともかく普段は使わないものが登場してくるわけだ。
一体こりゃなんだい? 使い方はどうるんだい?
こんな状態だし普段の会話にも出てこないし、でも、いざ実施日が決まればその日にどうしても間に合わせないといけない。
準備ができなくても実施してしまうことだってあるので、必ず代用品を選ぶことも画策してしまいがち。
でもね、ちょっと待って。
その代用品、、、大間違いしてませんか? と言いたくなるぐらい、違うものを用意してしてしまうこともある。
特に、この場合だと安易に手に入りそうなホームセンターなどで、桶類を買ってくることが目立つわけ。
それ、、、プラスティック製じゃないの・・・って誰もが思っても口にしない。
今回は手水用具の話なんだけど、鋤鍬鎌なども違うものを用意してしまうことがある、というか、鍬鎌鋤の方が代用品を登場させてしまうことが圧倒的に多いけどね。
ここはひとつ、祭事なので木製を使ってしっかり終わらせようか。
地鎮祭 手水一式 手桶 半桶 書院(杓) 特上セット
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興味のある方は是非ご覧ください。