プラスティック製は避けましょうよ 使うなら本物志向で行こう
作れる職人激減中の手水手桶ですが、作っていられるまで作りますよ、だから、このようなものがある間は使っていきましょう。
使い方は・・・これを知らない人も多くて、「まずは濡らしてから使う」という半世紀前までなら誰も言わないことを、今は言わないといけないぐらいまで認知度が低くなってしまいました。
そりゃ生活の中で木製手桶なんか使いますか? ということです。
プラスティック製の桶なら墓参のときに使ったりするんでしょうけど、そもそも手桶って、、、使わないかと思う。
打ち水なんて行う習慣もなくなって、、、もう何から何まで変わりゆくわけです。
ただ、祭事となれば別。
地鎮祭のときにはそれ相当のものを用意する、これ基本。
しかし、わけがわからずホームセンターで選んでしまうと、プラスティック製の桶だったり、寿司桶だったりと、見る人がみれば明らかにおかしいものを並べてしまう。
これじゃダメですので、まともなものを使いましょう。
これ、作ろうと思うと難しいんです、とても難しい。
板を切れば良いんだろ? 接着剤で固めちゃえ・・・こんなことを思いがちなんでしょうけど、接着剤も使わないし、曲面の出し方が違うと決まった円形にならないし、ともかく難しい、技だけではなくて感が必要になる。
職人不足というのは皆さん高齢なんです。
もう今どき若者が手桶の職人になりましょうなんて誰一人いませんよ。
なにかのついでに手桶なども製作してみようというぐらいなら、おまかせ工房でも居ますけど、製品として売れるようになるには時間がかかる。
言葉じゃないんだよね、こういうものを作るときには、手ほどきをして教えるなんて甘っちょろいことでは全く身につかない。
試行錯誤の連続で指先で覚えるみたないな、生産性、効率性からみればいい加減にヤメたほうが身のためなんだろうが、覚えるまで若者にもやらせて手作りを絶えさないようにしていきたいな。
地鎮祭用具 手水手桶セット 特上品
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興味のある方は是非ご覧ください。