神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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これが手造りの手水セット 普段馴染みが無くなった地鎮祭用の木製手桶など

木製の桶は「濡らしてから使う」・・・これ基本中の基本だから

今どき木製の手桶を使っている家庭はまず見かけないかと思う、おそらく、生活の場面から消えてしまったように感じている、しかし、式典の場面では当たり前のように使われる、地鎮祭が良い例だろう。

生活の場から消えてしまうと使い方がわからないということが起こる。

公衆電話はどうやって使うのかわからない世代もいるようだし、画面を見えれば触れれば画面が変わると思っている小さな子どもいるらしい。

 

身近な道具だったはずのものが消えるというのは、大変革でも起きなければ実際のところ無いかと思うわけ、取って代わる、入れ替わる、つまり、代替品が出てきたということなんだろう。

木製桶にも代替品が出てきた、、、ただし、それは生活で使う場面での話。

主流としてはプラスティック製、ブリキのような金属製もある、木製でも接着して繋ぎ合わせてあるもの、周囲を締めるタガと呼ばれるものが単なる飾り物をつけてあるだけのものなどいろいろ。

 

手作りじゃないとちと困る・・・それが地鎮祭の場面。

こういう祭典、式典の場では本物を使う。

使うのはいいんだけど・・・・使い方がわからない世代が多発しているのが困る。

木製の桶は濡らしてから使う、前日にでも濡らしておくことを忘れずに。

木に水を含ませて膨らませて隙間をなくす、膨れるから周囲のタガで締め込むわけ。

ここの絶妙な力加減が製作するとき慣れていないとできないらしい。

丸みを帯びた木材にするのもかなりの経験が必要になる。

 

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工業製品の場合には大量生産型になるのでちまちま作ってはいられないこともあって、板と板を接着してしまうし、周囲を締めつけておくためのタガも飾り物を貼り付けるだけで終わる。

このような手作り品のような作り方などしない。

 

職人が減少していって、それが凄いスピードで減っている業界の商品になるかな。

でも作ろうとしても時間がかかるし、手先が器用な集団でもある工房のスタッフでもなかなか作れないから、やはり、ジャンルが違うと勝手も違うということかな。

 

地鎮祭だと本物の道具を使わない式典も実際のところあります。

土木で使う金属のシャベルが出てきたり、プラスティック製の青色のバケツが用意されていたり、ホームセンターで用意してきた寿司桶持ってきていたり、、、という場面を見てきたけど、結局、式典終了後に失笑されている。

道具を知らないのか、用意をする時間がなかったのか、地鎮祭だと神職も居るけど誰一人として口を出すことはないだろうし、やっぱり道具って大事なんだよな。

 

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地鎮祭 特上手水用具一式 手水は「ちょうず」と読みます 

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興味のある方は是非ご覧ください。