掘りコタツの部屋、囲炉裏のある部屋で上敷きを使うときよくある敷き方
い草上敷きを使う場所は和室になることが多くいけど、どの家庭も同じ和室ではないのは察しがつくってもんだと思う、そりゃそうだ、同じ部屋で生活をしているわけでもない。
その部屋に掘りコタツがあるとか、囲炉裏があるとか、そんなことは意識の中に該当者でもなければないだろう。
実際、自宅の和室に堀炬燵(ほりこたつ)がある家のほうが圧倒的に少ないだろうし、まして囲炉裏がありますよなんて家、いやもはや古民家?屋敷?旅館?かもしれないが、圧倒的に少数派なわけだ。
ところがそういう家に住んでいる人がいる以上、ゴザを敷きたいときにひとつ困ることがちょいちょい起こる。
それは堀炬燵の周囲が木枠になっている、囲炉裏の周囲が木枠になっているという場合だね、かなりの確率でそういう作りになる。
まぁ、囲炉裏に至っては火の粉の関係で板張りの部屋にしてある場合も多いけどね。
っで、その木枠のある部屋でも上敷きを使いたいとき、、、鋲がささらない。
上敷きを使う場合には必ず上敷鋲(カーペットピン)は使う。
畳の上ならザクッと挿せばいい・・・木枠だと釘になってしまう? いや釘だとダメだからさ。
ピンを見ればわかるように釘のようで釘ではない。
頭が保護されている、これが必要になる。
似たようなもので化粧釘というものもある、頭に丸みのあるものが付けられている釘なんだけど、家具などを作るときに使ったりする、柱に打つときでも使うかな。
そういうものでもいいだろう。
ともかく堀炬燵であればモモの裏がくるだろう、囲炉裏であれば足の裏がくる場所になるから、単なる釘は危険ということね。
この上敷鋲を木枠で使いたいときには、「穴をあけてから」挿すということになる。
このまま金槌で頭を叩くと割れてしまうし、釘ほど堅いピンでもない。
これは指で押して挿すためのものということ。
ピンより太い穴をあけても意味がないので1mmぐらいの穴をドリルであけてから押し込む要領で挿しておけば木枠でも使えるのでやってみて。
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