本体を麻で縛って土の中に埋めておくだけ
鎮物の周囲に巻いておく紐は麻ひもを使うわけですが、桐箱版でも簡易版でも同じ要領だから難しい話はない、麻ひもを使うって部分はどういうわけだか昔からそうなっているのね、昔っていうのは大昔でわからないぐらい昔から。
神道でも麻はちょくちょく登場してきて、大幣(おおぬさ)のヒラヒラの中に麻を混じらせておくこともある、大麻っていうこともある、違法なものではない大麻です。
麻を細かく刻んで撒くこともあるんだよ、これは祭事で行われることがあるんだ。
鎮物は自分でできるから本体だけは用意しておくといいでしょう。
注意してほしい点がある。
それは鎮物の七種一組のものだけが残るようにしておくこと。
どういうことかというと、真鍮製の七種だけが最後の最後まで必要で、その他の大麻、紙などは土になるようになっているわけです。
桐箱版も同様です、桐は土になりやすいし、中に入れたものも土になるようにね。
本体部分だけが残ればよし。
簡易版を選ぶ場合には特に一緒に埋めておきたいものがないときだと思う。
そのときには下記のYoutube動画のように埋めるだけです。
最も多いのが自宅の敷地内なんだけど、離れに小屋などを作ったりしたときでも埋めておく人もいるようだね、まぁ、一回やっとけって感じで気軽なもんです。
鎮物の位置、方位、方角などは地域性のようなものがあるようだから、それは風習があればそのように執り行ってください。
特に細かいことがないときには埋められるところに埋めておく、掘り返すことがない場所に埋めておくだけです。
例えば、埋められそうな場所が隣の家との隙間しかないときはそこでいい。
更地の場所ならどうにでもなるけどさ、既存の状態で探してみて。
簡易版、桐箱版、ともに要領は同じです。
鎮物 簡易版
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/jichinsai004s.html
興味のある方は是非ご覧ください。