補修用ヘリテープを使うならサイズオーダーで作ったほうがいいかも
い草上敷きは既製品で買ってくるとまず部屋の寸法に合わないことが多いから、補修用ヘリテープの存在を知るとそれを使ってサイズ補正をしたくなるのはいたしかない、もっと昔は折り曲げて使っていたこともあるだろう。
この「折り曲げ」で敷いているととくなことが起きない、足を引っ掛けたり、鋲が抜けたり、い草が切れたりと良いことなんかひとつもないので、「大きなゴザは折ればいい」なんてアドバイスをもらったら聞き流しをすることです。
日本家屋でも古来からある間取りでしっかり作られている部屋もないことはない。
多くの場合、本間か江戸間、そして五八間の3パターンになるかな、今は中京間の部屋はなかなか珍しくなった。
っで、「江戸間」「本間」の寸法で作られている部屋なら、、、特売品の上敷きというものもある。
しかし、この特売品の上敷きは下記のような内容になっている。
好みなど出せない。
そしてひとつ言っておきたいこととしては、「い草上敷きは部屋の寸法に合わなくてカットすることを前提に選ぶならサイズオーダーで作ったほうがいい」と思う。
詳しくは下に書いておく。
下の画像のような部分を切り落としたいから補修用ヘリテープNo.5を使ってゴザを加工するならいいかと思う。
このようなパターンではなく一辺を切り落とす(幅を短くする)ような場合だと、せっかくの等分割が崩れてしまうよね。
サイズオーダーで作る場合には幅を等分割で作ることになるので、見栄えがいいのは察しが付く、だから、できることなら等分割の状態で使うのがい草上敷きっていうものなんだ。
もうすでに買ってあるもので補修用ヘリテープを使うのは全く問題ない、これから買おうとする場合には一考してみてください。
おまかせ工房ではほとんどの人がサイズオーダーで注文をしてくるので、時間はかかるけど使う期間に比べればどってこない製作期間かと思います(約2週間)。
サイズオーダーは順番に作っていて、必ず注文残があるので待ってもらうような形になるけど、等分割で新しいイグサで作るので良いかと思います。
特売品の上敷き 江戸間6畳 ランク7
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/uwashiki-s-005a.html
興味のある方は是非ご覧ください。