塗装をしないのが神道 桧に宿るということかな
もし神道の祖霊舎、それから神棚でもそうなんだけど塗装をするとなれば桧を使う理由はひとつもなくなってしまうし、桧と言ってもピンキリで安いものは建材から始まり、節のない綺麗な素材になれば伝統工芸品で使うわけです。
桧は節目が多いから節目のない柾目取りとなったらそりゃ高いですよ。
神道と言っても代々続いているような家庭と、はじめて神道のお葬式を経験するような人たちなどいろいろいるわけだけど、仏壇でもそうなんだけど安いものほどよく売れるそうでして、本業の人たちからみれば、もっといいものを用意しているんだけどな、と思うようなものが売れるそうで、特に通販となると1万円を切っている仏壇もあったりして、それがレビューで讃美されている現実もある。
いいのかな? それで、、、と思ってしまう。
神道の祖霊舎、御霊舎なども家具のようなものが登場してきて、それ食器棚の小さなものだよ、、、と思ってしまうものが近年出てきた。
それはそれで選ぶ人がいるから、それでいいんだろう。
ただ、御霊舎って食器棚ではないし家具でもないので、素材を生かした作り方をしていきます。
つまり、ウレタン塗装とかそういうことはしない、無塗装というのが本来の考え方。
こういう全体を尾州桧で作るようなものは安いものはないので、人の興味を誘うような売り方はできないけど大昔から作っているものであることは確かです。
窓枠だけ桧で作って、外装を小さな家具、もしくは家具仏壇と同じものを転用してしまったりするのは家具屋の仕事で安く作ることができる。
扉を開けて木枠があれば御霊舎、なければ仏壇・・・そんなものも世の中にはいっぱいある。
こういうものも時代と共に変化していくのかな、でも知っておいて欲しいのは神道では「桧」なんだよってことかな。
尾州桧で作る御霊舎 みたまや 小型サイズ
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興味のある方は是非ご覧ください。