伝統的な格子(スリット)を継承している落ち着いたガラス箱宮三社
シンプルなデザインはひとつ間違えると「何もない」という域まで到達してしまう危険性があって、足し算で考えた、引き算で考えた、など口では言うものの、実物を見て判断をする立場から見れば、無さすぎない? と思うようになる。
一方で、あれこれ加えすぎて、アイデア満載にしてみると、有りすぎない? ゴテゴテしすぎない? ということになりやすい。
実に難しいデザインの世界だと思いますが、神棚においても少しはデザインということを考えて作ります。
このデザイン部分なんだけど、建築様式、神殿様式を学んだことがないデザイナーが作ると、斬新というか奇抜というかそういうものが出来上がる。
それは神殿ではないんだよ、、、というものが出来上がるし、売る側も知識がないとそれでいいと思ってしまう、要するに、売れればなんでもいい、という商品の出来上がり。
一応、神棚では日本様式を踏まえつつ次の意匠を考えて作るのが本来の道筋になるかと考えているので、スタイリッシュだけど洋風にならず、日本建築の押さえるべき部分はしっかりと取り入れて作るのが王道なんです。
今回のガラス箱宮三社は、人によったら物足りない、また、別の見方をすればこれで十分というデザインの神棚になります。
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18号サイズなので大きめの神具でも問題なく収まりますが【上彫神鏡1.5寸と神具一式極小セット】を組み込んでみたときの参考例です。
一番小さな神具で構成している神具一式極小セットを入れてあるので、空間を作っておきたいときには、このぐらいの神具で十分かと思います。
天星箱宮三社 中型サイズ 18号 幅1尺8寸仕様 壁掛けも可能
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/kamidana06805596217919.html
上彫神鏡1.5寸と神具一式極小セット 国産神具を使おう
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興味のある方は是非ご覧ください。