この金具はクネクネ曲げると折れてしまうから一発で仕上げてください
今、神前御簾のほうに注文が集中していることもあって、座敷すだれ本体の注文は一時停止していますが、ほんの僅かですが金具があります。
金具と言っても座敷すだれを長押に引っ掛けるときに使う留め金具部分。
こういう金具はおそらく街中探しても見つからないのではないかというぐらいのものだと思うので、通販以外で探すのは無理でしょう。
この金具を交換したいと思っている場合には、錆びていたり、丸カン部分が足りなかったりしているかと思う。
そのままにしておくと目立ちます、座敷すだれの金具は大事なパーツになるから、とても目立ってしまう特徴がある。
手順も併せて記載しておくので、一読してから作業に取り掛かってみて。
サブタイトルにも書いたように、曲げる部分を何度もクネクネしているとバキッと折れてしまうので、曲げ部分は一発勝負で作業を終わらせておくといいでしょう。
手順その1・・・これが吊り金具になります。
この逆三角形の金具は、お座敷すだれと共に古くなっていく部品なので、普通は交換しません。
同じように味のでてきたものは交換せず、房と鍵だけ交換するわけです。
手順その2・・・この画像は裏側の写真。
さてなんだかフタのようなものが付いています。
思いっきり開かないでください。
ゆっくり開けば熱を出しません。
金属なので早く動かすと熱をもってその部分が弱くなってしまいます。
薄い金具なので気をつけてください。
手順その3・・・・・フタをめくると広げた金具がでてきます。
その金具を元に戻して、フタを外します。
ここで再度注意です。
なんだかコンビーフ缶の開け方のような感じですが、それとは金属の種類が違います。
だから、ここの部分もゆっくりと金属を動かしてください。
ペコペコ折り曲げをしていると折れてしまう。
こんなことわざわざ書かなくてもわかりそうなもんですが、折ってしまう人が若干見受けられたので注意書きです。
手順その4・・・・・金具を抜き取り房を入れ替えます。
入れ替える前に鍵を通しておくことを忘れないように。
後は手順を逆さまに繰り返せば、お座敷すだれの金具交換は終了です。
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