とことん簡単にできるように加工済みの補修用ヘリテープ
寝ござで使えるか? と聞かれたことがあるけど、寝ござは無理だと思う。
そもそも「寝ござ」と「上敷き」では用途も作り方もい草の種類も違うから、この補修用ヘリテープは「い草上敷き」用ということになる。
ちょっと考えてもらうとよくわかることだ。
寝ござは一畳サイズだけど丸めることがある、丸めて筒状にしておくことがあるし、布団の上に敷いて波打つわけだ。
い草上敷きというものは畳の上に敷いて、真っ平らになって鋲を挿して留めるもの。
明らかに違うね。
そのため寝ござの場合には耳組なんていう言い方をするんだけど、縁無の状態で作ることが多い、寝ござに縁は邪魔なんですよ。
丸めたときに邪魔になるし、それでも縫い合わせて使うこともあるだろうけど、縫い合わせてある部分が引っ張られるわけ、だから、耳組で作るのが普通。
余ったゴザで寝ござを作れればいいなぁ~ということで、一畳サイズのものを作り出したいときもあるだろうけど、その時には畳の上に敷く上敷きとして加工するだけにしておくほうがいいでしょう。
一畳敷、半畳敷というのは法事などのときお坊さんが座る部分に使うこともあるし、半畳敷の上に座布団を置くわけね。
っで、これはあくまでも補修用ヘリテープ。
ザクザク切って貼り付けて、長かった部分、大きかった部分、柱の出っ張り部分などを切って形をあわせるときに使う。
補修用ヘリテープはそのままでは使えないので、加工済みで出荷をしています。
両端を折り曲げて、中央を折り曲げてある。
これが何のことかわからない場合には、平べったいものをみるとよくわかる、平べったい状態から貼り付けるとどれだけ手間で面倒かがよくわかる。
ヘリテープの両端を折り曲げていないと、なんだか貼り付けた感がものすごくて合成感というか、これじゃない感だね。
縫い合わせて作るときでも両端は折り曲げてあるので、縫い合わせたように貼れるほうがいいかと思う。
それと5メートル、8メートルでも一本巻です。
短いものをつなぎ合わせて貼り付けるなんてみっともないことをしないで、一本、端から端までスゥ~とつながった縁テープを使うほうが断然見栄えが良いですよ。
ござのサイズ変更ができる補修用のヘリテープ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/mail-heri5-005.html
興味のある方は是非ご覧ください。