お座敷すだれの必需品 吊り留め金具
座敷すだれを自作したいって人がいて、まぁ自分で作っても作れないことはないと思う。
竹にもいろいろあって、どこを使うのか、どのように節を活かすのかとか考えないで、単純に巻き簾のような竹串のような感じに仕上げるだけであれば、定年後の楽しみとしても面白いと思う。
だけど、プロとアマチュアとの格差は相当なもんで、こういう伝統工芸品のような世界では、楽しいけど難しいですよぉ~と言っておいた。
ホームセンターに竹串作成のためのツールがあったらしくて、それを店長にも見せてくれたんだけど、細長い丸棒を削りだすツールのようだったけどさ、これ「巻き簾」用の竹加工機なんじゃないかな。
巻き寿司とかで使う巻き簾。
こんなので座敷すだれを作れるのか?と思ったんだけど、まず節が全滅するよね。
丸い穴に細い竹を通して、スーと引っ張るとその穴の口径で削れるというものだったけなぁ。
金具類がないと座敷すだれらしさが出てこないから、房、鈎、そして吊り金具だけ用意しておいたけど、かなり時間が掛かるだろうなと思った。
経糸の力加減に失敗すると、水平に竹ひごが並ばないだろうし、体で覚える仕事だから理屈じゃないし。
でも、そういう趣味を持つっていい事だよね。
時間がある人は伝統工芸品を真似て作ってみるのも実に面白い生活習慣になるんじゃないだろうか。
こういう金具まで作るのは難しいだろうから、これらは事前に入手しておけばいいのさ。
お座敷すだれの自作途中でいろいろな箇所で壁に当たると思うけど、趣味っていうのはそれがあるから面白いんだよね。
おまかせ工房で座敷すだれの完成品を買ってくれれば手間はないけどね。
知っている人だったから、次に顔を合わせた時どんなセリフを言うのかが楽しみ。
「もう飽きた」「やっぱり無理だった」「だめだこりゃ」あたりを予想しているんだけど、「良いのが出来たぞぉ~」と見せてくれたら、万々歳なんだけどね。
お座敷すだれの必需品 吊り留め金具
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/tomekanagu.html
興味のある方は是非ご覧ください。