鎮物には簡易版と桐箱版があって本体は同じもの
桐箱版を使う人たちのほうが多いけど、特に箱の中に入れておくものがない場合には簡易版で十分です、鎮物としては同じ本体です。
更地から式典として地鎮祭を始めるようなときには、埋める場所はココと決められるからそこへ埋めて、後から埋める場合には空いているところでいい。
どこに埋めたら良いんだろうか? とあれこれ検索してみても、あちらではココと書かれていて、こちらではアソコと書かれていて何がどうなっているのかわからないこともあるでしょう。
むしろ、「埋めた日」を忘れないような記念日、節目の日などにしておくほうがいいと思う。
穴を掘って埋めるだけ・・・これだけのことです。
個人で行うのであればそれだけで終始する、人に依頼をすると祭事として行うことになるので、そういうのは地鎮祭のときという話かな。
古墳からの出土品でも鎮物が出てきているから、怪しいものではありません。
これは知ってくる世代というか、機会というか、誰でも行為として行うものでもないので、存在自体を知らない人たちはいっぱいいるよね。
なにかの機会に知ってみると、私も埋めておこうかな、となる。
どうして桐箱を使うのかというと土に戻りやすいから。
最終的に七種(鉄人像、鉄鏡、鉄長刀子、鉄小刀子、鉄矛、鉄盾、鉄玉)が残ればいいので、他の素材は土壌に戻すわけです。
プラスティック製の箱、陶器の箱などを使うとそれが残ってしまう。
いけないというわけでもないんでしょうけど、七種だけが出土してきた経緯を考えると、それだけでいいと思います。
簡易版 鎮物
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興味のある方は是非ご覧ください。