いぶし銀の魅力 本格的お座敷すだれの長押
男なら歳をとってきたらこうありたいと思う人は多いんじゃないかな、いぶし銀。
いつまでたってもチャラチャラしているより、華やかさはないんだけど存在感があるような雰囲気を居るだけで醸しだしてしまう魅力。
一般人は役者じゃないからなかなか燻し銀の魅力は湧いてこないんだけど、生き方からくるものは芯があって、それに実力が伴うと申し分ないよね。
金属好きになると燻し銀のものばかり集めたりして、まぁ、ステンレスとかに比べると高価なものばかりなんだけど、それなりに収集癖の心をくすぐる金属であることは確かだと思う。
日本にはこの燻し銀の魅力にハマった人が大勢いて、お座敷すだれの金具でも銀古美の金具を使いたいという人は多い。
ただ、お座敷すだれの金具は食器や道具などとはちょっと違うもんで、誰でも彼でもというわけにはいかないよね。
まず、掛けられるところがないと始まらない。
鴨居がないんじゃ無理。
お座敷すだれを掛けるものなんだけど、引っ掛けたければ何でもいい。
しかし、引っ掛けるだけの金具として考えてしまうと高いです。
この金具はとても魅力的で掛けたい、使いたい人は多いんだけど、ともかく引っ掛けられる場所が今の住宅ではないことが多いのね。
特に現代住宅では和室に鴨居がないなんてこともあって、おまかせ工房のお客さんの中には大工に言って鴨居を作らせた人もいたけど、板でもいいから一枚貼って鴨居の出っ張りを作っておかないと付けられない。
意外と鴨居って奥が深い。
こんな場所は意識しないところかもしれないけど、和室ではとても大事な場所なんだよね。
もし出っ張りが鴨居にないなら板を貼り付けてしまうんだけど、古い住宅になると鴨居も黒ずんできていると思うから色合わせが大変ね。
鴨居を上から見るとわかるけど、凹みのあるなしがあって、普通は凹みはある。
この凹みが決めてになることがって、額とか掛けるときには使う事が多い。
燻し銀の色だから鴨居には縦筋に目立つ。
もし目立たせたくない場合にはもう一種類の方を選ぶ。
和室の魅力を増してくれると思う。
いぶし銀の魅力 本格的お座敷すだれの長押
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興味のある方は是非ご覧ください。