神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

おまかせ工房のブログ 商品をわかりやすく説明しています。

神前幕の使い方を大間違いしているなら今すぐ直そう

張るのではなく掛ける感じ まっすぐピンピンに張っているなら直そう

張り詰める空気感もたなみは良いもんなんだが、神前幕に至っては緩い感じのほうがいいかと思うので、左右にギウュゥ~と張ってしまっているなら直しましょうか?・・・ね。

神具の世界はなかなか気づかないまま時間だけで過ぎていくことも多くて、なかなか他人のものを見る機会がないし、買うときにはあれこれ調べるけど一度手にしてしまえばそれっきりにもなりやすい。

そのため「直す」ということをしないから、おかしな状態であっても本人が気づかない限りそのまんまになる、しかも誰も助言をしない不思議な領域なんだ。

 

その掛ける場所自体がおかしいときもある。

棚板の幕板であれば内側に掛ける、、、これは下の画像を見てくれればわかるかと思うけど、この神前幕を幕板の手前に掛けてしまう人たちもいる。

幕板ってそれとなく造形をしていることがある、画像のものが鶴なんだけど、雲形であったり亀であったりする、ともかくおめでたいもののこともあるので神前幕を手前に掛けてしまうと見えないぞ。

 

箱宮神殿の場合には内部に掛ける。

神前幕を箱宮の外側に掛けてしまう人もいるがそれはすぐに直しましょうか。

 

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棚板で使う場合には「幕板」は必ず必要になるのでまずそれは知っておいてもらわないといけない、この幕板には「神前幕」「しめ縄」「御簾」が掛かる。

もちろん何も掛けなくてもいいので、幕板はそれ自体が神具の一部ということにもなるから、いずれはこれらの神具類のどれかを付けておきたいなってときには「幕板付き」を選んでいおくことを薦めたい、後から取り付けようとするとなんだか不格好なパーツになってしまうぞ。

あ、それから「神前幕・・・幕板の裏側」「しめ縄・・・幕板の前側」「御簾・・・幕板の裏側」が良いです。

 

神前幕、しめ縄、御簾を天井に画鋲で取り付けていることもあるだろうが、これはもう一工夫してしっかり取り付けること。

せめて天井に一枚の板を付けて化粧をしてから・・・つまり、幕板の役目のようなものを作ってからそこへ神前幕、しめ縄、御簾などを付けると綺麗になります。

ダイレクトに天井へ画鋲でブスッと留めているインスタグラムでの投稿画像もあるけど、個人的にはそうれは直したほうが良いよとアドバイスをしたくなる。

少し手間を加えるだけで自宅の神棚の見栄えが明らかに良くなります。

 

 

幅90cmの棚板に最適な神前幕 巴紋 90x36

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神棚のセトモノセットと豆八足台 この組み合わせが抜群

豆八足台は一段低めの短足型もあります セトモノの置き方は自由です

神棚で使う神饌(セトモノセット)の置き方がわからない人もいるようなんだけど、自由に置きたいように置いてみてということです、仕事でやっているなら決まり事があるのでそれをすればいいんでしょうけど、個人で行っているのであれば雁字搦めで決めておく必要もないかと思う。

 

置台を使うことが多くて「豆八足台」は実に重宝する台、このような置台を使うと神具の水垢対策にもなるので、棚板に円形の水垢が残るのが気になるようであれば使うべきだと思う。

同時に「水・米・塩の固定台」というこれまた超便利なものがあるので、豆八足台を使うときには使う人たちが増えています。

 

っで、神前に神具を配置するとき、特にセトモノ類の場合には人それぞれのところがあって、画像のように水、米、塩、酒を思い思いの並べ方をしている。

代表的な組み合わせとしては「水、米、塩」「水、酒」の2パターンかな。

「水、米、塩」に至ってはその並び順がこれまた人それぞれで、「水ー米ー塩」の王道配置もあれば「米ー水ー塩」「塩ー水ー米」の左右対称配置を好む人もいる。

最初は「水ー米ー塩」で置いていたけど知らぬ間に「米ー水ー塩」になっていたなんてことはよくあるので、なるようになるってことで自然体がいいかもしれないな。

 

これは上が「酒ー水ー酒」のパターン、下が「水ー米ー塩」のパターン。

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最初はお手本からはじめてみるといいかと思う、ということは「水ー米ー塩」かな、画像の下のパターンですけどね、この配置・・・どうもバランスが気に入らない人が多い。

どうしても左右対称にしたくなるわけ、そのほうが見ていてバランス良いからなんだけど、水玉が中央にあったほうが気分が落ちつくわけです、そのときには自分が良いほうにすればいい。

 

画像の上の平子と水玉を置くのは「水垢対策」を兼ねるときかな、おそらく一度は経験しているからそうしているのかもしれない、何かしら板なり台なりに乗せておけば円形の水垢が残るのを防ぐ。

 

なんだったら「水玉、皿2枚、平子2台」を横並べしてもいいんですよ。

そのときには豆八足台も長すればいい。

榊立てだけは豆八足台の上には乗せませんね、それと榊立ての代わりに真榊を使うことも多くて生榊の交換は手間と費用がかかりすぎるから避けている人もいます。

造花だったら使わないほうがいいと考えているなら、一層のこと榊立ては使わないで「真榊」を置いておこうという場合かな。

 

 

セトモノセットと豆八足台 一番小さいサイズのセット 幅6寸仕様

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この固定台があるとセトモノを置くとき劇的に楽になります 桧製の固定台6寸

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神道 御霊 霊璽 錦覆付 檜角型 操出型 御剣型御幣付 御剣型 御幣

御霊は仏教で言うところの位牌のようなもの ただし目的がいろいろある

御霊(みたま)のことを霊璽(れいじ)とも言うのでこんがらがることがある、ただ、霊璽と言うとほぼ目的はひとつで人物に限定されるけど、御霊というと対象となるものが人物に限らないのでさらにこんがらがる。

 

話がずれるがネット通販を始めた当初、この霊璽・御霊について書いた文章を商品ページに記載をしてそれとなくわかりやすく解説をしていたけど、知らず識らずの間にあちらこちらのネットショップで転載されていた、無断盗用になる話なんだろうが実はその文章には誤字脱字があって・・・今、転用先を調べてみると全部そのまま誤字だった。

 

おまかせ工房で最初に書いたものがコレなんだけど、誤字脱字は修正済み、似たようなものを神棚や神道のものを販売している店で見かけるかもしれない。

場合によっては何でもかんでも販売するような店でも神道用品のページにはコピペしていることもある。

業者はコピペするだけで内容なんか誰も読まないね、初期バージョンの誤字のままの店もあるしどうしょうもない。

 

祭壇宮(御霊舎)と御霊(霊璽)について

今ではお葬式といえば、仏教だけのように思われがちですが、神道でも葬式が行われます。

神道では人の御霊(みたま)は祖先の神様から出て、祖先の神様の所に帰るのだと言われています。
 そこで亡くなった人の御霊は祖先の神様の所に帰り私たちを守ってくださるのです。
 それ故に霊璽に御霊を留めて、先祖代々の神様と一緒に祖霊舎の中に祀るのです。
 その御霊を霊璽に移すまつりが、通夜祭の前に行われる遷霊祭であります。

霊璽は仏教の位牌にあたるもので、白木の木主が一般的で、その他鏡や霊代幣串など用いられることもあります。
 木主にも角形、扁平形、片木形などがあります。
 表面には「○何某命之霊」、裏に「年月日帰幽享年何歳」と墨書します。
 葬儀から五十日祭までは、霊璽に特別に飾られお祀りしますが、
 五十日の忌明けが終わると御先祖の霊と一緒に祖霊にお祀りします。

祭壇宮祖霊舎)は御霊家(みたまや)と呼ばれ、金具類はできるだけ省き簡素な造りにしますが、
 仏式の仏壇に当たるもので、その中に祖先の霊璽を祀ります。

祖霊舎は神棚より少し下げて、別に設けるようにします。
 常に家人が礼拝しやすい場所を選びます。
 祖霊舎に霊璽を祀る時、父母、祖父母、曽祖父母と並べて祀ります。
 祖霊舎が小さい場合など、片木形の霊璽に書きかえ管の中に納めて祀り(仏式ではくり出し位牌という)、
 年祭の都度前にとり出すようにします。

神道の御霊祭は、死後十日ごとに行われ、十日祭、二十日祭、三十日祭、四十日祭、五十日祭とお祀りします。一般的には五十日祭で忌明けとします。次いで百日祭が行われます。年祭は、一年祭、二年祭、三年祭、十年祭と続き、以下五年目ごとか、十年目ごとに行われ、五十年祭に至ります。年祭には神職に祭詞を奏上してもらい、御霊を慰めると共に、より高い祖神になって頂くよう祈ります。

※語句の説明
れいじ【霊璽】1 天子の印章。御璽(ぎょじ)。2 神や死者の霊の代わりとして祭るもの。御霊代(みたましろ)。
ごりょう【御霊1 霊魂をいう尊敬語。みたま。2 貴人や功績のあった人を祭る社。3 「御霊会(え)」の略。
それい【祖霊】先祖の霊。

 

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ところでこのように御霊には種類がある。

神道に改宗する場合にはその人が初代になるからどれを選んでもいいでしょう。

すでに祖霊舎、御霊舎などがあればそこに収まるサイズのものを選べばいい。

 

代々神道の家系の場合にはすでに霊璽があるので類似品を選ぶことが多いはず、特殊な御霊を持っている場合には作ったところに再依頼してもいいかもしれないけど、販売したところが残っていないことが多いので無理に類似品にしなくても全く問題ありませんから安心して。

それと代々続いていると御霊だらけになりやすい、そんなときにはひとまとめにしておくほうが都合がいいから繰出型を使ってみてください、10人分が一括にできます。

 

と言っても「霊璽」であればこの通りなんだけど、「御霊」となれば使い勝手が違うので人ばかりではないし、御幣に至ってはさらに使い方がいろいろある。

 

それとたまに「霊璽への文字入れをしているか?」と問い合わせがある。

文字入れは神職の仕事なのでこちらでは書くことはありません、仏教で使うような位牌に機械で書き込むようなこともない。

普通、神職なら文字の練習はしているはずなので字が綺麗なはずです、あくまでも誰でもそうだなんて言えないけどね、だって神職から「文字入れできる?」なんて聞かれるから。

霊璽に機械文字ではダメです、綺麗に見えるけど手抜きです、肉筆で墨が基本。

 

不明なことがあれば身近な神職を頼るといいかと思う、私達も全く知らないわけではないけどかなり個別個別で違いがあることが多いので、その人に適した行い方は神職に聞いたほうがいいかと思う。

 

 

御幣8寸 尾州

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