それだけ魅力のある神具なんだろう 金幣芯を神棚に置いてみようか
神道ではお馴染みの代表的な神具のひとつ「金幣芯」というものがある。
やや金額的にはる神具のため、それなりにキッチリと揃えていない神前の場合には、金幣芯を置く機会がないかもしれない。
さらに、金幣芯は玄人受けする神具のため、初めて神棚を手にして金幣芯を選ぶことはまずないだろうと思われるかな。
そのため神道でもなく、神棚も飾り程度に祭っているときには、金幣芯の存在すら知らないことも多々ある、言ってみれば嗜好性の強い神具になる。
この金幣芯・・・知れば知るほどよくわからなくなる。
その使い方、置き場所に多様性があって、祖霊舎や神棚などであれば場所などはおおよそ見当が付くけど、それ以外の場所で目にする機会があると、なんでここにある? と思いたくなる場所で見かける。
過去に何度か紹介をしたことがあるけど、下の画像は真面目な場所でしっかり使われている、言い方を変えると歴史的な場所。
当時のどんな思いでここに金幣芯をつけたのだろうか? と思案しているとなかなか面白い。
左は彦根城の博物館で見かけた兜、展示の種類は入れ替わるので現在どうなっているのかはわからないけど、鎧兜に金幣芯が付いているのが見てとれる。
右は静岡県三島市にある三嶋大社の境内にある黒馬なんだけど、馬の背に金幣芯が乗せられているのがわかるだろう。
こういう画像も「金幣芯」そのものを知らないと、見過ごしてしまうはず。
でももうその見過ごしは今回から無いはず、金幣芯、、、知りましたよね?
遊びでやっているようなものではないから面白い。
昔むかしから金幣芯の魅力は受け継がれているわけだ。
神社の本殿、神楽殿などやや大掛かりな場所では、金幣芯を見かけることもあるから、これから神社巡りの発見が増えることでしょう。
なお、神棚の場合には置き場所は自由自在でして、一台、二台、三台・・・とその組み合わせなどで利用することがあります。
一台のみで使うこともあるし、他の神具と組み合わせて置くこともある。
置き方の参考は実際の神社の本殿などを参考にしてみるのもいいでしょう。
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興味のある方は是非ご覧ください。