既製品慣れしている時代だけど元々はサイズオーダーが当たり前
昔々のような交通手段も限られていて、商圏が狭くご近所で事が済んでいた時代はもう来ないので、気がつけば車無しでは店にも行けない地域も増えました。
さらに、もはや店では必要なものが手に入りづらくなったジャンルの商品も莫大に増えてきて、通販の利便性が圧倒的優位に立っている。
畳屋という職業がある。
多くは専業で畳の新調、張替え、修理などを行う仕事なんだけど数が減りましたね。
和室が減ったということばかり強調されるかもしれないが、最大の原因は担い手が居なくなったという部分なんです。
人がしなければできない仕事で、肝心な次の担い手不足で廃業していく事業者がとても多くて、毎日毎日やって3年ぐらい経たないと一人前にもなれない職人の領域の仕事。
昔は近所に何件もあったはずなんだけどね。
だから、若手の事業所に仕事が舞い込んでくる、、、これをチャンスとみるか、先細りとみるか、どうみるかは判断する人次第です。
ところで、江戸間、本間の既製品ならホームセンターでいいだろう、ホームセンターであれば3月初めのころから並べだすところが多いはず。
ホームセンターには国産い草の商品、中国産い草の商品が並び出すと思います。
縁は国産ですね。
ただ、ほとんどの場合、日本家屋の間取りではご自宅が作られていないことが目立つので、大きすぎることになるかもしれない。
間取りに合わせた敷物・・・しっかり部屋の四隅の縁があるような上敷きが理想的なんだけど、まずは部屋の間取り寸法を知ってから購入することを薦めます。
間取り
畳サイズ一覧表(単位:cm)
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団地間
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江戸間
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58間
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36間
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本間
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半畳
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85 x 85
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87 x 87
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88 x 88
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91 x 91
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95.5 x 95.5
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1畳
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85 x 170
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87 x 174
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88 x 176
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91 x 182
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95.5 x 191
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2畳
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170 x 170
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174 x 174
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176 x 176
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182 x 182
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191 x 191
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3畳
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170 x 255
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174 x 261
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176 x 264
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182 x 273
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191 x 286
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4畳
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170 x 340
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174 x 352
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176 x 352
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182 x 364
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191 x 382
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4.5畳
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255 x 255
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261 x 261
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264 x 264
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273 x 273
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286 x 286
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6畳
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255 x 340
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261 x 352
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264 x 352
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273 x 364
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286 x 382
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8畳
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340 x 340
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352 x 352
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352 x 352
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364 x 364
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382 x 382
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10畳
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425 x 340
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440 x 352
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440 x 352
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455 x 364
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477 x 382
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ござは折り曲げてしまえばいい・・・こんなくだらないアドバイスは聞く耳を持つ必要は一切ありません。
い草上敷きの折り曲げ敷きは厳禁です。
大きすぎるときには方法は2つ。
1. サイズオーダーで作る
2. 補修用ヘリテープでその場で直す。
部屋の周囲に縁があるほうが断然見栄えが綺麗になります。
本間6畳相当のサイズで作るサイズオーダーのい草上敷き ランク7の品質
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興味のある方は是非ご覧ください。