床の間を神棚の設置場所にする人たちが増えています
床の間なんか無いよ・・・実際、こちらのほうが圧倒的に多いわけなんだけど、一昔、いや、二昔ぐらいの和風建築の住宅であれば和室に床の間を造ってあることが目立つ。
しかし、その床の間を有効利用しきれずにいることが多々あって、骨董、掛け軸で終わってしまうことになる。
それももう変えたっていいだろう・・・ということで、今度は神棚の置き場所として床の間を利用するケースなんです。
高さのある八足台を作って、その上に神棚や神具を置く。
床の間はちょうどいい空間になる、奥行きや幅、高さが神棚と八足台を置くのに最良の場所なんです、飛び抜けた有効利用が可能となる。
この床の間の有効利用として神棚設置場所を作るとき、神棚については説明はいらないかと思う。
八足台(八脚案)については過去に何度も説明をしているので、今回は省略する。
ここでひとつ気になることがある、、、それが上部なんです、落掛なんて言い方のほうがいいかもしれない、上側の空間がスカスカになりやすい。
そこの空いた空間の目隠しとして、神前御簾を使うわけだ。
幅が合うなら神前幕でもいいだろう、こちらのほうが安上がりでもそれなりに見栄えがいいし、神前御簾に手を出す前に神前幕で試してみるかってこともオススメな方法です。
しかし、いずれは神前御簾を掛けておきたくなる、床の間って和室の中でも費用をかけて作られていることが多くて、床柱一本でもかなりの金額になる世界なんです。
そういう場所には、ケチったものは使いたくないので、最終的にはビシッと神前御簾を使うことになることでしょう。
和室で神前として御簾を作るときには、竹ひごを染めても染めなくてもいい。
つまり、無理に黄色染めにしなくてもいい、染めない状態の自然色でもいいということです。
仏前として使うときには染めない状態で使います。
神前御簾は一枚から作れるので、その場に合った寸法で一枚づつ作っていくことになるから既製品というものはありません。
2週間ぐらいかかります。
神前御簾 仏前御簾 テトロン縁 幅3尺以下 下がり3尺以下
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興味のある方は是非ご覧ください。