三宝、折敷、遠山三宝の向きは決まっているけど置き方は自由なんです
三宝の向きを初めて見ると「変な置き方だな」「これで正しいのだろうか?」「後ろ前が逆だろ?」と思いたくなる気持ちは誰でもそうです、でも、これでいい。
これでは嫌だ、どうしても嫌だってことなら・・・まぁ、それは前後を入れ替えてみてはどうでしょうか、それで腑に落ちるならそでが良いかと思います。
それと、もうひとつ。
難しいのは三宝の上に置く時の配置なんだけど、これは仕事でこのようなことをする人たちは決めてあるので、それはもはや伝統になっているぐらい長く続いている置き方になるはずなので、それはそれに従えば良いだけ。
個人で行うときには、自分で決めた置き方でいいので、人の真似をしないと気が済まないのであれば真似をして、そうでもなければ自分に都合がいい置き方をしてみてください。
一応、教科書のような置き方として、酒、水、塩、米の配置の参考例を下に例示しておくけど、初見の人はバランスが悪いと感じるはずなんです。
やはり、左右対称になっているような置き方のほうがしっくりくるのではないでしょうかね、5点の神具を五角形のように並べるって違和感があるかと思う。
だから、アレンジをすればいいんです。
何も5点を乗せないで2点だけでもいいし、野菜などを乗せるときには毎回違うのは当たり前なんだから、水・米・塩・酒のときだけガチガチに決めておくこともないだろう。
一応、この前後の向きについては決まっているから、そうしてみて。
我流でもいいんだけど、作法としてそうする程度に思っておいてもいいでしょう。
損はしません。
今年、新しく三宝を用意しておきたいとき、神棚で使うのか、祭壇で使うのか、野外で使うのか、ぐらいの区別をして上で三宝を選んでみると良い買い物ができるかと思う。
三宝については世の中になるものがピンキリなんです。
姿形、名称は同じでも、作られる素材から何から何まで違います。
もし、祖霊舎、祭壇などで使うときには、下記のものを選んでおくことを強く薦めたいな、良い場所には良い物を使う、これ神具の基本的な使い方だからさ。
神棚で使うとなると、相当良いものを選ぶような感じになるかもしれない。
屋外で使うようなときには、一発で日焼けをする神具なので、安い物で十分です。
祭壇用の神具 三宝 6寸 木曽桧 祖霊舎、祭壇で使う神具になります
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興味のある方は是非ご覧ください。