モノ選びで最安値しか選ばないなら国産神具は使えないと思う
おまかせ工房では平子、皿、榊立て、水玉をセトモノセットとして販売していて、この組み合わせはかなり昔々に出来上がっていて、あちらこちらの店でセットとして販売していることもあり、取り替えるときにはセットごとという人たちが多いわけ。
でも、水玉だけでいい、平子一個だけというバラ売りの要望もないわけではいけど、おまかせ工房では今も昔もバラ売りはしていません。
理由は、皿一枚だけを梱包材で包んで箱に入れて明細や送り状も打ち出してという作業ができないからです、毎日その作業を何十個とする補助要員もいない。
これらセトモノ類は神具の中では価格競争が最も際立っているはず。
国内生産のもの、海外生産のものがゴチャゴチャになって、よくよく考えてみれば、これらのセットで数百円とか、、、そんなものを作ってどうするのと言いたくなる価格になっているものもある。
それを海を超えて持ってきて、国内で流通させて、展示をして・・・粗悪品です。
価格だけに着目していると国産神具は使えないので、次に取り替えるときでも同じ品質のものがいいなとか、陶器だから釉薬ののりが良いほうとか、ラインの綺麗なものがいいなどの希望があるなら、国産神具を使っているほうがいいかと思います。
価格も2倍してしまうかもしれないけど、その2倍は驚く価格差ではないはず。
それと、国産だの外国産だのというこだわりがない人もいるかと思う。
そのときのモノ選びのコツ・・・これは、国内外のものを混ざらせないということ。
特に、セトモノ類、三宝類は神具の世界はピンキリで、あっちの店、こっちの店とその商品が一番安いと思って買い揃えていくと、色、ライン、大きさ、丸み、重心などがメチャメチャになりやすい。
形も大きさも商品名も同じなんだけど・・・なんだか全部違うぞ・・・ということになってしまうので、神具は同じ店で取り替えたり、揃えたりしていくといいでしょう。
それでもバラで後から一台だけ用意したいなんてときには専門店が良い。
量販店のような数を販売したい商品を用意しておく店と、以前のお客さんがいて同じ品質のものを求めている専門店では、自ずと用意をしている商品が違う、明らかにニーズが違う。
そこら辺を頭の隅に入れつつ、神具選びをしてみるといいかもしれませんね。
セトモノセット 豆サイズ 一番小さな神饌具 国産神具を使おう
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興味のある方は是非ご覧ください。