桧特有の木目に沿って樹液が線上に出てくるものがヤニと言われるもの
神棚の管理について書いてみようかな。
まずヤニは桧に見られるので杉には出でないし、むしろ、桧であるという証明にもなりそうなんだけど、板の木目に黄色の樹液が滲み出てくることがある。
乾いた布で拭いてもダメ、水で濡らした布で拭いても消えない。
「無水エタノール」っていうものがあって、それを使うと消えるから、気になるようならやってみて。
無水エタノールってカメラ好きなどはよく使うかもしれないな、揮発性がとても高いので蓋を開けてそのままにしておくと空っぽになってしまうぞ。
一眼レフのセンサーなどの清掃でも使うね、ともかく濡らしても即乾く。
っで、桧って不思議な木材なんだけど、空気の流れがない環境だとヤニが出やすい。
夏場はそれに併せて温度が高いから相乗効果でヤニが出やすい。
空調が聞いている部屋ではまずヤニが出てこないし、風通しの良い場所でも出てこないな、部屋を締め切っているところだとヤニが出やすい。
神棚などは素材そのまま使うから、ヤニが出てきたら無水エタノールを使って消してみてください。
新品のときには気になりやすいかと思うけど、しばらくして新品も次第に黄色くなって濃くなっていくので、そのときにはもう気にならないかと思うけどね。
無水エタノールを使った桧のヤニ取りなんだけど、布に染み込ませてヤニ部分に染み込ますわけ。
そして軽く拭く。
それだけのことね。
ともかく無水エタノールはバンバン蒸発していきます、もたもたしていると濡らした布も乾いてしまうので、作業はテキパキ行いましょう。
神棚の場合にはヤニは薄っすらと現れることがほとんどで、樹液の塊のようにはなりませんから、削り取るようなことはない。
桧もヤニも天然物だから細かいころは気にしないほうがいいかと思うけどね、それでもなんか気になるなってときにはやってみて。
尾州桧の神棚 大々神宮一社
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興味のある方は是非ご覧ください。