元々、二社大黒という神棚は片屋根スタイルなんです
見る人がみると左右対称のほうがバランスが良く見えるようでして、まぁ、これは誰でもそうなんでしょうけど、「下の三社は存在しない神棚」なので、そのつもりでご覧ください。
人と話をしていると、「好き勝手なことを言って・・・」という話も飛び出してくるから面白いわけなんだけど、二社大黒という神棚でどうしてそんな形をしているのか? というなんとも説明しずらいことを聞かれることがある。
昔からそうなんですよ、、、ぐらい返答しかできない、、、伝承です、、、とでも言っておきたい。
言われてみれば、片屋根の神棚はそうそうない、やはり二社大黒ぐらいかな。
屋根違いの屋根で作っている神棚は歴史としては浅くて、最初は通し屋根なんです、通し屋根、箱宮、屋根違いの順かな。
っで、二社ではなく、三社にして大黒を作るということもしない、恵比寿大黒が入ることが多い、もし、製作するとなれば下の画像のような形も候補になるだろう。
これが通し屋根であれば作りやすいけどね、中央の細工がとても面倒になるから、まずこのような神棚は商品としては出来上がってこないのではないでしょうか。
それに神殿様式としても、何造りになるかよくわからない、要するにバランスが良い屋根にしてみたというだけであって、それが伝統に結びつかない部分が神棚製作の場合には避ける部分、あくまでも神殿様式を踏まえた上のデザインになるから、作りたいから作ったというものではないということも知っておいて欲しい。
そのため、何も二社を変形させて作らなくても、屋根違い三社、通し屋根三社でいいんじゃないの? ということになる。
なお、新興のデザイン重視の神棚の場合には、そういう様式などは考えずに作っているので、初見の人たちには斬新に映るかと思います。
デザインを思いつく人たちが神殿様式の勉強をした上で考えているとまた違う新しいものが生まれてくるんだろうけどな、イメージ先行の神棚ではちと違う気もする。
本来は下の画像が二社大黒神殿です。
確かにバランスとして見れば、どうして片側しか屋根がないんだね? ということになるかもしれないが、この形は相当昔からあるわけだ。
今回の神棚は尾州桧版になるから、背面なども全て桧を使う。
東濃桧版などの場合には化粧板になっているので、そこら辺も価格の違いになる。
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竜彫神鏡1.5寸 高さ約9.3cm
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かがり火高さ約6cm
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