ドッシリとした厚めの素材を惜しみなく使った組立式八足台
八足台は三宝同様にピンキリと言われる神具の代名詞になるので、安いものは安いなり、高いものは高いものなりということになる、どの辺で手を打つべきかが判断できないときには、「まとも」なものを選ぶことだと思う。
ピンキリというのは素材があれこれたくさんあって、一枚板を使うにしてもあれこれ違うし、一枚板ではない場合にはその繋ぎ方にもあれこれあって、値段相応になっていくわけなんだけど、外見だと同じもののように見えてしまうのが問題かな。
板は板、どれも同じ板・・・この見立ててでは話にならない、そのため専門店というものが世の中にあるんだろうが、見立てることができる経験者のフィルターを通したものを選ぶという買い方もあるわけでして、こういうものをホームセンターやたくさん売るだけの店では買わないことです。
画像のように神棚を台の上に置いて祭り方要望が増えてきているので、おまかせ工房でも年間を通じて多々作らせてもらっています。
居間に置くこともあれば、和室の床の間に置くこともある。
畳の上に直置きはしないほうがいいかもしれない、もし畳の上に置きたいときには二段式、三段式ぐらいの大きさが安定するかと思います、一段式だと畳の柔らかさでグラつくかもしれないな。
ブログでは長すぎる文章だと読みきれない、そのため一記事につき要点を書いていくようにしているので、八脚案(八足台)については過去に様々な角度から記事を書いてあります。
固定式、組立式の違いなどは目で見て違う部分なんだけど、これは仕様目的が違う関係で、個人宅であれば組立式を薦めている、固定式なら小型サイズのものに留めておくべきなんだけど、そういうことを伝えられる販売店がほとんど無いのも事実かもしれない。
そんな違い、適所などのことを過去に書いてあるので、ブログでは同種記事が出てくるので、そちらも読んでみてください。
素材の厚さ、薄さという言葉もピンとくるか来ないかが分かれる。
板は板、どれも一緒では判断がつかないので、専門店向けのものを買っておけば失敗はしません、これはどんなジャンルの商品でも同じだろう。
それとこういうものは、安かったから買った、なんて買い方はしないほうがいい。
やはりモノには買い方、使い方などがある。
尚、板の奥行きは年輪を意味しているので、奥行きがもっと欲しいと安易に思っても、1cmの奥行きで樹齢で10年かかるとなるとね、10cmで100年だ。
厚みにしても1mm単位で価格が変わる世界なんです。
おまかせ工房の八足台は厚めの八足台だから、ドッシリした感じを受けるかと思うし、なかなか気づかない部分なのかもしれないな。
長尺物の八足台で地震などが心配だというときには、壁と固定をしてみるのも方法のひとつなんだけど、どこにどのように留めると良いか? という参考例が下の画像です。
このような作業をDIYに慣れていない人は工務店に依頼をしてください。
家を建てたりするだけが工務店の仕事ではなくて、手すりをつけたり、家具を固定したりすることもやっているはずですよ。
出来ないのにやる気だけでやってはいけない、、、ということもあるわけです。
二段組立式八足台 北米産桧 スプルース製 幅2尺5寸 約75cm相当
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興味のある方は是非ご覧ください。