付属品の取り替えは至って簡単 見ればわかる程度の作業で終わるはず
今、神前御簾・仏前御簾の製作のほうが忙しくて座敷すだれは受注を一時止めていますけど、付属品や長押は問題ないので出荷をしています。
座敷すだれの一時中断はしばらく続くと思います、それだけ新仏前御簾に手がかかっている、それと新仏前御簾であれば随時作れてそれでも2週間ぐらいはかかるけど問題ありません。
ところで、家庭に座敷すだれがあるほうが確率として低いはずなんだけど、商売をしているところだと和風の店ではよく使われていることもあるかな。
奥の座敷に通されるような店だと見かけることもあるだろう。
今回は家庭向けとしての話。
そろそろ季節的に座敷すだれを居間や客間で掛けだしてくる頃だと思う、もっとも座敷すだれは一年中掛けていても全く問題ないものなんだけど、どうしても「すだれ」としての機能だけを求めてしまう場合にはシーズンというものがある。
しまっておいたものを取り出してみるとカビていた・・・何も焦ることはない。
1、カビをはたいて落とす。
2、乾拭きする、、、必ず乾拭きね、濡れた雑巾とか絶対にダメ。
3、そのまま掛けて使う。
それだけのことだ。
そして次に起こりうる問題としてサビがある。
錆です、、、これは金具を取り替えたほうが良い。
丸カンの部分ね、房を通す金具の部分。
錆取りをして取れればいいんだけど、手間を考えると取り替えたほうがいいかもしれない、そのときには「吊留め金具」を別売しているので、これを使ってもいいでしょう。
そして、今回の房とカギ。
これは自作は無理だ、自分で紐を買ってきて房を作るなんてことは無理。
そして紐も装飾結びをしてあるけど、これをほどいてしまうと・・・大変です。
元に戻せないはずだから、紐はほどかないこと。
座敷すだれの房の交換は吊留め金具を分解して行います。
難しい話はないけど「吊留め金具」のページに金具自体の交換方法は確認してから行ってみてください。
座敷すだれの房とカギ No.2
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/zashikifusa002.html
興味のある方は是非ご覧ください。