い草上敷きを畳替えの前にしておけば経済的です
黄色くなったイグサを使い続けても、消費をしてその場で消えてなくなるものではないので使い続けてしまうことはよくあること、よくあるどころか大多数と言ってもいいのではないだろうかってぐらい「古いイグサ」のまま使っている場面に遭遇する。
一応、い草には空気の洗浄作用などもあるから、新しい畳の部屋は深呼吸をするだけでも気持ちがいいはず、旅館などは定期的に取り替えるから入室した瞬間の第一歩は誰もが心地良くなるよね。
キターーっていうあの瞬間だ。
まぁ、旅館や民宿などはそれは商売でやっている旅館だから無理をしてでも新しいものを使う。
コロナ禍で客足が遠のいてしまった旅館でも定期的に新しい上敷きにする。
観光客が大勢来店しているときには当然その交換頻度は早くなるけど、新品から3年間経つと作りたてのゴザとはかなり違ってくるからだね、でも常時受け入れる体制を整えておくのも仕事だ、禍いを転じて福となす。
家の場合にはもっと交換頻度は低くなるだろうけど、日の焼けて黄色くなったイグサを使っているならもう取り替えても良い頃だと思う。
ただ、総取り替えの畳替えはかなり予算がかかる・・・中敷きの畳床まで交換しないで畳表だけ交換したりすることもあるので、予算的に厳しいときには畳店に相談してみるといいでしょう。
もっと安く済ましたいときには「い草上敷き・・・ゴザ」を上に敷いてしまう。
昔は「ボロ隠し」なんて言い方もあったみたいね。
畳替えも一生に一回するかしないかぐらいのこともあるようだけどさ、なかなか家の事に後からお金を使えないこともある、あれこれ別のことでかかるからね。
ただ、修繕となるとさらにドーンとかかるし、リフォームとなればもっとだね。
和室が減ってきた時代だけど、一部屋ぐらいは和室にしている家もあるだろう。
その和室、、、大事にしておくとことです。
ござをサイズオーダーで作るまでもない、既製品をホームセンターで買ってきてさっそくボロ隠しだぁ~という場合には、和室にサイズが合っていないこともあるから、い草上敷きのサイズ変更を可能にする補修用ヘリテープを使って部屋の大きさに合わせてみてください。
あ、その補修用ヘリテープを使う場合でも「上敷き鋲 ピン」は必ず挿してね。
江戸間 五八間サイズの特注寸法で作るゴザ サイズオーダーの上敷き ランク7
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興味のある方は是非ご覧ください。