飛び出したい草は切っておしまい 新品のときのほうが出やすいかな
畳にしても上敷きにしてもい草という植物を織って作るものなんだけど、そのときい草が画像のように切れている場合がある、知らない人だと大騒ぎになってしまうんだろうが、これはよくあることだから余り気にしないほうがいいかと思います。
織りたてのものほどなりやすい傾向があって、古いい草ではこうならない。
新しい証拠という言い方もできるかな。
使っていけば敷物だから踏みつけられて硬くなっていく、い草が押さえつけられて潰れていくから次第に薄くなっていく。
新しいものは弾力があるから柔らかいわけです。
移動とか摩擦とかそのような要因でい草が擦れて切れることがある。
ピョコンと飛び出てきたい草は根本からハサミでチョキンと切ればOKです。
それだけの話で終わり。
時には敷物の中に通してある経糸の摩擦でも切れることがあるからさ。
まぁ、要因はいろいろだけど気にしないことです。
切ればいい、、、その程度に考えていてください。
この例ではチョコチョコ出てきたら切ればいいということなんだけど、そうそう出てくるものではないので、気づいたら切ればいいということ。
それとは別に穴が空いてしまったとか、火が落ちて焼けたとかそういうことも起こり得るよね。
もし、1cm程度の穴であればその部分のい草を全部抜いて、縁部分を少し切ってい草が動かせるようにして左右から手繰り寄せてまとめてつつ、穴をふさぐという方法がある。
かなりの上級テクニックになるけど、取り替えるほどのこともないなとか、い草風シールなんか使いたくないなどの場合にはやってみるのもいいでしょう。
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