い草上敷きの基本は双目織り 引目織りより柔らかく作るけど・・・
双目と書いて「もろめ」と読むんだけど、い草上敷きを作る場合には双目織りで作るのが普通ですが、正直なところ双目織りなんて聞いたところで、なんのこっちゃ? ということになる。
日常生活の中で出てくる単語じゃないね、こんな言葉は業者間ワードみたいなもんだ。
でも知っておいて、、、「双目織り」と「引目織り」。
今回は引目織りの上敷きのご紹介です。
引目織りといいうのは畳表の織り方なんだ、畳ってあるでしょ。
その畳をじっくり見たところで、畳は畳、というのが実際のところで次の展開には至らない、それでおしまいということ・・・でもね、い草という植物を織物として作っている関係で織り方には種類がたくさんあるわけだ。
もし、もう少しい草上敷きについて知ってみるかなっていう場合には「い草大図鑑」というページを作ってあるからそれを見てみて。
っで、どうせ引目織りで作るならランク9のい草で作ってみようかという商品です。
引目織りで作った上敷きは双目織りで作った上敷きより重い。
同じ畳数のものを比べると明らかに違う重さがある。
双目で使うい草、引目で使うい草は違うものを使うわけなんだけど、そもそも使う本数が違う、引目織りのほうがたくさんい草を使う。
引目織りは同じ大きさにいっぱい詰め込むようなイメージかな。
そのためギュウギュウ詰め、すし詰め状態になる。
だから、、、堅い、、、強い、、、しかし、、、柔らかくない。
この柔らかさの部分は双目織りのほうがあるから踏んだときにすぐにわかるはず。
心地良さを考えるなら双目織りの上敷きになるんだろうけど、人の往来があるような場所なら引目織りを選んでもいいのかもしれない。
おまかせ工房では全国各地の神社やお寺などにも上敷きを出荷しているけど、客間などで使う場合には引目織りが多いかな。
神社だと神前結婚式を行うようなところでは上敷きをよく使う、両家の挨拶をするような場所も和室になっていて、多くの人達が居座る場所だからね。
お寺なども檀家の待合などで畳が痛みやすいから上敷きを使うかな。
そんなこんなで堅くて強いい草上敷きを探している場合には引目織りで作ったものもいいかもしれない。
畳表と同じ引目織りで作る上敷き サイズオーダーのゴザ ランク9 江戸間相当
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興味のある方は是非ご覧ください。