目隠しのような意味合いもあればオシャレや華やかさもある
神社に行くと部屋一面に御簾がかけられることがあって、通路にもあったりするから見たことがある人もいることでしょうけど、その御簾は本殿一面にもあってさらに御神体の扉の前にあったりする、ただ、御神体の扉までは見られないことが多いはず。
なんとなく厳かな感じを醸し出し、見えそうで見えなそうで御簾というものは淫靡な感じすらある不思議な調度品なわけだけど、日本の文化ではそういうはっきりしていないものが多い中のひとつかもしれない。
神棚でも御簾というものはちょいちょい登場してくるけど、このような箱型の神棚の場合には割とよく使う。
前面一面に上から下までかけておくようなものではなくて上部だけかな。
神前幕をかけておくこともあれば御簾を使うこともある、画像のような一社タイプの神棚の場合には神前幕では大きすぎることが多いと思うから御簾が良いと思う。
取り付ける場所は箱の内部の内側がいいだろう。
社が付いていて屋根があるような場合、屋根の軒下はどうだろうか? と聞かれたことがあるけど、そこへ付けるとカッコ悪いし、そもそもそんなところに御簾はないのでやめておこうか。
画像のポジション以外ないかと思う。
御簾の取り付けは小さな釘を竹ひごの間に打って止めるとしっかりとまります。
おまかせ工房では神棚と御簾を同時購入のときには取り付けておくサービスを無料でやっているけど、後からでも取り付けられるものなので、明るくしてみたいな、少し雰囲気を変えてみたいなってときにはいいかと思います。
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それと箱宮には東濃桧バージョンと尾州桧バージョンがあります。
使う素材が違うので見た目はそっくりに見えるかもしれないけど、近くで見ると全くの別物に見えるぐらい違う。
ネット通販だと画像重視になってしまうのは否めないことだけど、神棚は使う素材次第で価格が違うので、良い神棚を探している場合には東濃桧よりほかの素材のほうがいいかもしれない。
東濃桧も決して悪いものということではないけど、数台並べたときに木目がバラバラということに気付かされるはず、ただし、普通は一台だけ手元にあるものだろうからそこの部分は知らないはずです。
もしもう少し知ってみたい場合には東濃桧、木曽桧、尾州桧の違いというページがあります。
箱宮に取り付けることが多い横長の御簾 簡易御簾
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/misu001.html
興味のある方は是非ご覧ください。