神前幕にするか座敷すだれにするか神前御簾にするかそれが問題だ
店舗、特に飲食店の場合には内装も料金の内ということがあって、一人あたりの単価が5百円の店と5千円の店、1万円を超えるような店では食材費以外の部分の経費や費用がまったく違う。
同じ食事と考えると同系列の商売でここまで開きがあるもんだと思う人もいることだろうが、場所代と人件費はどの商売でもしょうがないと言えばしょうがない。
ただ、良い店に出かける人たちはそのための服装や身なりも楽しめるからさ、とは言うもののフードコートのようなところは楽と言えこれも楽なんだけど。
ところで、独特な雰囲気を出したいとき、これは店では使わないだろって思えるものを使うことがある、外国の料理店などに行くとその国の調度品や文化品を並べたりするから珍しいものあることでしょう。
日本の文化に慣れきっていても、え?こういうの使うの?という店はいくらでもある、店主の癖が強いとそうなりやすいが、神具を店舗インテリアにして使うこともある。
神前幕、座敷すだれ、神前御簾。
この3つはよく使われるアイテムなんだけど、神前幕と神前御簾は見てわかる神具かな、もっとも神前御簾の場合には黄色染めにしないで自然色のまま使うこともあるけどね。
予算的には神前幕が安い、他の2点と比べると10分の1、いや、もっと安いかもしれない。
店によっては暖簾の代わりに店先に掛けたりするし、小上がりのあるような居酒屋であればそこの鴨居に掛けたりする。
こういう神具は神具としてみないで幕として考えればどこでも使えるわけだ。
和風の住宅だと節目のときに玄関にかけておくこともありますよね、現代住宅だとちょっと似合わないかもしれない。
京友禅特選 神前幕 巴紋
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