神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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地鎮祭では木製の手水を使いたい 手水用具一式

シャベル、スコップ、寿司桶、プラスチック手桶などではその場しのぎ

生活をしていると着飾るものばかり目が行きやすく、身の回りのものはその次になりやすく、まして自身で用意をしないものには関心がないということがある。

やっていることがよくわらなく、初めて参列をするような儀式めいたものになると、そこにあるモノについてなど知る由もなく、そのまま時間が過ぎて式は終わることなど当たり前のようにあるわけです。

でも、見る人がみれば・・・おかしいぞ、、、ということもあるけど、表立って口にすることもないだろうという事が多い。

セレモニーはその場が終わればチャンチャンでおしまい。

 

地鎮祭などになるとほぼ初参列の人たちばかりで、その次第、用具、道具、神具などについてはわからないと思う。

わからないことをいいことにろくでもない用具を持ってきてしまう業者もいると聞くけど、そういうのは騙すつもりではなく、用意ができていないといいうのが本当の理由になることが目立つ。

 

代替品でもいいんじゃないか?

そう、それでもいいんだろうが、見る人がみればすべて事情がバレている。

桶があっても、それ寿司桶ですよ、、、など誰一人言わない。

それ金属のスコップ、シャベルじゃないの、、、え? これじゃないの? と言われそうな雰囲気すら感じる式典もある。

花屋じゃないんだからプラスチックの手桶なんか持ってきてんじゃねーよ、それ香花が入っていた手桶だろ? と見抜いていても黙っている。

 

それでもいいのかもしれないが・・・どうなんだろうか。

 

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木製桶など現代ではなかなか使わなくなって、その使い方がわからないことも目立つようになって、木製桶は濡らしてから使う、という至って基本的な部分が忘れられているのね。

カラカラに乾いた桶に水を入れると水漏れすることもある、そりゃそうだよ、木が膨れていないからね。

まずは濡らして一晩でもそのまま置いておいて、木を膨らませて左右の木と木がぶつかりあって、その膨れを止めるのがタガと呼ばれるベルトのようなもん。

タガは飾り物ではないからそこの微調整がなかなか難しい。

キツく締めすぎているタガだと膨れた木の逃げ場がなくなって木が縦に割れてしまうし、緩すぎるとタガの役目がない、そこが職人の感です。

本格的に作れる職人が日本で激減中で、こういうモノがいつまで新品を提供できるかわからないけど、作れる間は作りたいという物かな。

 

 

地鎮祭で使う手水用具一式

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興味のある方は是非ご覧ください。