こんな風にゴザを敷いているなら直したほうがいい
間仕切り代わりの襖で部屋を分けているとき、画像のような敷き方をしているなら危ないからすぐにカットしておくほうがいいでしょう、壁側だから大丈夫という考え方も危険で知らぬ間に上敷き鋲が抜けてしまうこともある。
こんな敷き方は普通しません。
でも、知らない人にアドバイスをもらうようなことをすると大嘘を教えられてしまう。
「大きかったら折り曲げておけばいいのよ」・・・これ最低のアドバイス、お話にならない。
ゴザは切れることを知らないこともあるだろうし、切ってしまうとバラバラになることは知っていても補修材があることを知らないこともあるだろう。
ともかく、今知ったのだから「直せる」方向で考えてみるのも大人の判断。
縦横とあるけどどちらでも直せる。
経糸が出てくる側を切りたいなら少し長めのところで切ってから、い草を抜き取る感覚で長さを調節して、飛び出た経糸をセロテープなどで固めてから補修用ヘリテープを貼っておくと100点満点ですけど、意識をせずにザックリ切り込んでしまったときにはそのまま補修用ヘリテープを貼ればOK。
もう一方を切りたいときには経糸は出てこないのでそのままザクザク直線に切って補修用ヘリテープを貼って完成。
最後に上敷き鋲を縁の上に挿しておくことは忘れずにね。
だいたいこういう作業をするということは上敷き鋲は持っているはずだから、それを使っておけば大丈夫です。
この補修用縁は専用品です。
派生品の場合、単純に縁の裏側に両面テープを貼り付けてあるだけで、さらにメーター数も1メートルから3メートルぐらいまでしかないことがありますね、これは貼った時につなぎ合わせているので違和感があるはず、なんだか違う・・・と思うに違いない。
専用品は縁の両端を折り曲げてあるから周囲の縁と同様です、縫い合わせてあるように感じるはず、さらに、中央を折ってあるから作業がやたらと早く終る、そして、10メートルでも15メートルでも一本として届けているから、上敷きの端から端まで一本物の縁で綺麗に仕上げることができます。
大きすぎたゴザを小さくできる補修用ヘリテープ No.6
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興味のある方は是非ご覧ください。