せっかくだし国産神具を使おうよ 金幣芯の魅力
そろそろ夏祭りが近いということもあって修祓式に参列して安全の祈願をしてきたんだけど、神社というのはそれぞれ神具の置き方が違う、このような仕事をしていると興味がどうしてもそちらに向いてしまうのは避けられないな。
氏神神社を2箇所巡ってそれぞれの社殿内部で使われている神具の種類、大きさなどが違っていて、ついでに値段が見えきてしまうのは職業病みたなもんかもしれない。
もう取り替えたほうがいいかなぁ~と思うものの多々あって、神社仏閣というのはどうしても寄付に頼る部分が根付いているから、神社であれば氏子が声を出さないとなかなか新しいものに取り替えることができない。
金属、漆などは耐久性があるから滅多矢鱈に交換することはない、白木の代表格である三宝などは日焼けをしやすいでこれは新しいほうが絶対にいい、八足台はしょうがないかな・・・天板の汚れが酷くなってきたらカンナ掛けを大工に依頼すれば少しは復活する。
紙でできたものというのがあって、提灯が傷んでいたっけな。
大きな提灯で人の背丈ぐらいある提灯で天井から吊り下げされていたけど、火袋が裂けていたりして、実際に灯明をするものではないけど、あれこそ氏子の声が必要で張替えはさほどかからないからやればいいのに、、、と思ってしまう。
壁代が薄汚れてしまうのはしょうがないのか、まぁ、そうそう洗濯をするものではないけど新しい壁代はとても綺麗ね。
壁代っていうのは壁一面に掛けてある白色の布のことで、赤紫の布筋があって、白色の蝶と鳥が描かれているのが基本で、さらに家紋のときもあれば柄はいろいろある。
これは見たことがある人は多いのではないでしょうかね。
神前御簾は外に向けているものは房の傷みはこれもしょうがないし、真榊は古くなると五色の色の中でも一番表側にある緑色の色が飛びやすいから次第に薄くなってしまうのもしょうがない。
しょうがないことばかりというのが実情かな。
ところで金幣芯なんだけど、祓串の後ろに置いてあるのを見かけた。
祓串というのは簡単に言うと木の棒に紙がたくさんついていて、振って祓いをする道具で参列すると必ず行われるものだから、知っている人はとても多い。
その祓串の後ろ側にそれより大きな金幣芯が置いてあって、こういうスタイルか、と納得していたんだけど、金幣芯の置き方は様々あります。
アレンジしてみてもいいでしょう、だって、決まりがないからさ。
神棚で使うなら、単体で扉の前に置く、最前列に大きめものを置く、というのが目立つけど、最近ではプロっぽい祭り方で神鏡と金幣芯を前後に置いてみる人たちが増えてきたように感じる。
これは神鏡の種類が大きさの組み合わせがあるので、商品ページでわかりやすく掲載しているので、そちらを見てくれたほうがいいと思う。
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興味のある方は是非ご覧ください。